2013年02月13日

中国の新しいタイプのスピード違反取締

 中国でクルマを運転していると気づくのですが、日本のようにパトカーが出て来て、スピード違反を取り締まるというようなことはまずありません。ほとんどは、電子警察とよばれる装置で、機械的に取り締まっています。タクシーに乗っていると、急に運転手が速度を落としたりしますが、ベテランドライバーなら、どこに電子警察が設置されているかよく知っているものです。カメラがバシバシと写真を撮っているのにも気がつきます。

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 しかし、この方法は、根本的に電子警察の前でしかスピードのチェックをしていないので、カメラのゲートを過ぎてしまうと、またいつものようにめちゃくちゃなスピードで運転するわけです。なにより、急減速は追突の危険もありかなり危ない。中国で発生する大きな交通事故の70%はスピード違反と関係があると言われており、早急な対策が必要とされていました。

 浙江省の高速道を走っていたときは、違反のあったクルマのナンバーを、道路の電光掲示板に表示させるという方法をとっていました。これだったら、自分が捕まったことがすぐにわかりますし、他のドライバーへの注意喚起にもなります。

 さらに、2013年2月から、江蘇省で導入された方式は、ある意味決定打になるかもしれません。それは、2区間の平均速度を計算して違反を取り締まるというもの。一番有効に取り締まる方法ではないでしょうか。すでに、江蘇省内の瀘蓉高速道路の南京〜常州、長深高速道路の南京〜溧陽で24時間体制で導入されたようです。現在、カメラ技術の進歩で、ナンバーはかなり正確にコンピューターが識別していますので、平均速度を個別に計算し出すことは簡単になりました。


 中国の法律では、制限速度超え20%未満のスピード違反なら3点減点、20〜50%なら6点原点+200元の罰金、50%以上なら、12点減点で免許取り消し+罰金200〜2000元となっています。

 今後は、同様の方法を江蘇省内の寧淮高速道路、沿海高速道路全線でも導入する予定だとか。

 中国の高速道は車線も多く、道路が広いだけにすぐにスピードオーバーしてしまいます。注意して運転しないと。


posted by 藤田 康介 at 16:46| Comment(2) | 上海の運転免許・クルマ・教習所