2013年02月24日

上海の大気汚染、急速に改善中

 猫の目のようにクルクルかわる上海の大気汚染。PM2.5の値の変化は、ものすごく早いです。グラフを見ても急速に改善中です。

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 上海は写真のように快晴。このまま行くと、今晩の満月は拝めそうです!
 我が家でも、お団子を食べる予定です。

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 アメリカ領事館のデータで、PM2.5は30になりました。AQIの数値は200超えですが、これは時間軸の違いで、大気汚染の改善はのちほど反映されることになります。

 このように、1日のうちでも大気汚染度の変化は非常に大きいものなのです。ちょうど、雨雲が来てザーと雨が降るような感じですね。汚染された大気の。。。。

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 というわけで、太陽もポカポカですし、午後からは外で元気に運動したところですが、私は診察があるので中医クリニックでの仕事に励みます!



posted by 藤田 康介 at 12:40| Comment(2) | 上海の大気汚染状況

今日も重度の大気汚染、PM2.5からPM1へ

 重度の大気汚染で迎えた今朝の上海の朝です。スモッグ黄色警報は発令中です。 データでは、AQIが221、PM2.5が173.9。屋外運動を禁止しないといけないレベルです。小鳥の鳴き声が心地よく、朝靄で気持ちいいなんて言っている場合ではありません。(^_^) ばっちりとスモッグです。

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 さて、上海市ではPM2.5対策として、専門家チームを立ち上げ、研究を進めています。2012年末に上海市では大気顆粒物質汚染と防治重点実験室を立ち上げました。上海の場合、北京同様に回りからの汚染物質の流入が多く、同時に二次汚染(二次粒子)の解明をすすめなくていけません。

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 二次汚染とは、排気ガスなどによって発生する二酸化硫黄や窒素酸化物が空気中で硫酸塩や硝酸塩に化学変化を起こした汚染物質で、PM2.5よりもさらに小さいPM1がこれに相当します。日本での研究でも、PM2.5に含まれる物質の8割以上がさらに小さいPM1(粒径が1μミリ以下)であり、PM2.5 の対策には、この二次粒子対策をしなければならないことが近年分かってきています。



 PM2.5対策は欧米などが立ち上げたスタンダードですが、今日のように上海のもやった天気の元凶はPM1が影響しており、上海市ではこのPM1の領域で新しい研究成果を立ち上げたいとしています。



 現在、上海は高気圧の圏内に入っており、空気の流れが非常によくありません。そのため、汚染物質が拡散しにくい状態にあります。PM2.5 は、昨晩19時頃に一時200μミリを記録し、その後徐々に減少していますが、朝の状態ではまだ173です。せっかくの天気がいい週末なのに、大気汚染の状況を気にしないといけないのは残念な限りです。



 それと、今日24日は一連の春節行事の最後のイベントとなる元宵節です。これだけ大気汚染がいわれているのに、朝っぱらから爆竹を鳴らしています。おそらく、自粛する人が多いとはいえ、今晩もたっぷりと爆竹・花火の応酬となるでしょう。中国人の環境に対する意識というのはその程度なのです。こういう国が、日本に隣国で有り、我々自身が引っ越しをしない限りはそこに居続けているということを忘れてはいけません。


posted by 藤田 康介 at 08:07| Comment(0) | 上海の大気汚染状況