
今日の上海の大気の状態は良好です。遠くまでくっきりと景色を見ることができます。私も朝から世紀公園で運動してきました。いつも診察で、大気汚染の状況を聞かれるので、上海在住の日本人としていろいろコメントさせていただいておりますが、様々なデータが市政府からもリアルタイムで発表されるようになったので、以前ほどの不安を感じなくなったように思います。逆に、どういう大気の状態で、どういう対策をとるべきなのか?ということに注意するようになりました。 とにもかくにも、PM2.5の問題を討論するのなら、まず禁煙することが最重要課題です。

さて、3月1日から「上海市空気質量実時発布系統」が新バージョンになっていますが、これのiPhone、Android用のアプリも結構つかえると思います。こちらから。
こうしたアプリをさっさと作ってしまう上海市政府の対応に対して、やはり日本の地方自治体も見習って欲しい。

さらに嬉しいのは、上海のエリア別で大気の状況を確認することができるようになっています。今は市内10箇所のデータをみることができますが、今年中に50箇所にまで増やすようです。我が家は浦東にあり、ちょうど近くの世紀公園のところに観測所もあるのでそこのデータも参考にできます。


データを知る手段が増えてきたことは、よりきめ細かい対応ができるので嬉しいです。
