2013年8月1日より水道代の値上がりが決まりました。今まで、住民用の水道水は1立方メートルあたり1.63元、排水料金は1.30元で、あわせて2.93元/㎥でした。これが、8月からは年間の水の使用量によって3段階に分けて水道料金が決まる仕組みになりました。
第一段階は年間0〜220立方メートルで、水道水1.92元+排水1.7元=3.45元/㎥
第二段階は年間220〜300立方メートルで、水道水3.30元+排水1.7元=4.83元/㎥
第三段階は年間300立方メートル以上で、水道水4.30元+排水1.7元=5.83元/㎥
ちなみに、夏場はお風呂にも入る回数が増えたりするわけですが、我が家の7月の水の使用量は25㎥でした。調べてみると、東京都の1世帯3人のと比較してもちょっと多いような感じでした。(平成21年度に都内で使われた水道の使用量)
しかし、仮に1世帯3人で東京の平均の月平均21.6㎥使ったとすると、1年間で約260㎥なので上海では第2段階となりますね。つまり、かなり節水しないと第一段階では収まらないことになります。やはり、我々日本人の水の使用量は多いようですね。
ちなみに、我が家の場合(家族3人)、1ヶ月の水道料金はだいたい60〜80元前後なので、今までは日本円で1000円前後であったのですが、今後は使い方次第で結構値上がりすることになります。上海市の計算でも、今回の料金改定で1世帯あたり月12元の水道代上昇になるらしいです。
上海では、電気料金も前年の使用量を基準に、使用量が多ければ多いほど単位あたりの料金が値上げされる仕組みです。水道この方針にあわしたことになります。ただ、上海では、日本とちがって水道料金には基本料金がかからないのがまだ良心的だと思ったりします。また、1世帯あたりの戸籍数が多い場合(5人以上)も、人数にあわせて1段階あたりの使用量が増やされています。
以前、上海でお風呂にお湯を溜めるとしっかりと黄色く濁っていました。今では、浄水設備も普及し、今では蛇口からの水も飲めるところも多いのではないでしょうか。でも、 そのために大変なコストをかけているのもまた事実なので、節水には協力しないといけません。
