2013年09月17日

無事、上海にもどっています

 16日に関東地区で暴れた台風も過ぎ去り、17日に無事に上海に戻っております。上海にもどり、バタバタしているとあっという間に時間が過ぎてしまいました。

 17日は朝から丸ノ内方面まで走っていき、皇居エリアをランニングしました。秋葉原からだと皇居まではあっという間ですね。

IMG_6717.jpg

IMG_6719.jpg


 東京の最終日は、上海で診察していた患者さんの皆さんと再会したり、また出版社にいって打ち合わせをしたりと最後の最後まで予定をこなすのに都内を走り回っていました。東京は交通網が便利なのが救いですが、それでも「人身事故」という地雷が時々あります。

IMG_6723.jpg

 この日も、総武中央線で無事秋葉原まで戻ってきたのですが、私がスカイライナーにのるために日暮里に到着したころには、秋葉原で「人身事故」が発生して鉄道がストップしてしまったらしい。飛行機のこともあるので間一髪でした。

IMG_6724.jpg

IMG_6726.jpg
(搭乗前の行列ではもう中国語・上海語が炸裂)

 帰りの成田ー上海浦東空港のJAL便は、日本人よりも圧倒的に中国人の乗客が多かったです。最近、東方航空など中国の航空会社のダイヤの遅れや不味い機内食などサービス全般が中国人間の評判も今ひとつよくなく、JALを使い始める中国人が増えているという話も耳にします。逆に、安価な東方航空では日本人をよく見かけるようにも思います。そういう私もよく利用させてもらっていますが、Weiboで東方航空のサービスのまずさを呟くと、なぜ日系航空会社に乗らないの?という書き込みが決まってついてきます。

 いずれにしろ、中国人にサービスを提供する日本企業という構図が今後も増えてくるのではないかと思います。そういう私も、中国人の患者さんを診察するケースが増えてきました。

 こうやって日本と中国を往復することが増えてくると、日本と中国との交流で新たな流れが出て来ているのではないかと思います。私の中国人の友達も、東京などでマンションを購入して、日本人に貸したりしていますし、日本に中国企業が進出し、日本人を雇うというケースも増えてくると思います。

 今までは、日本人が中国大陸に進出・撤退したりして進んできた能動的な日中の交流が中心だったように思います。中国人からすると、日本人が大陸にやってきて。。。。といった感情もあったかもしれません。

 一方で、これからは中国人の日本進出が増えることで、日本にいる日本人ももっと身近に中国人との交流がでてくるのではないかと思います。それらは、ある意味、日本人にとっては受動的な日中交流が始まるのかも知れません。

 少なくとも、このまま日本の人口減少が続く限り、外からの人の流入は避けることが難しいと思います。近い将来のそうした流れを円滑に進めるためにも、日本人の中国大陸で播いてきた「種」は大切にしていき、育んでいかないといけないと私は思います。


 
posted by 藤田 康介 at 14:37| Comment(0) | やった〜!日本なり