2013年10月21日

上海の煎餅作りの技

 上海の朝食で、街角でよく売られている煎餅。上海で暮らしたことがある方なら1度は食べてみたことがあるのではないでしょうか?

 字は似ていますが、日本の煎餅とはまったく違う代物です。こちらの煎餅は、いわゆるクレープみたいな食べ物ですが、もちろん味は甘くはありません。1個2元〜3元程度で、小麦粉をベースにつくり、中にいろいろなものを挟んで巻きます。
 具で代表的なのは、中華揚げパンである油条ですが、これは身体にもよくないし、カロリーも高いので私は外してもらいます。

 うちの近所に、この数年間同じ場所で毎朝欠かさず店を出している東北出身のお兄さんがいて、朝のランニングのついでにふと買ってしまうことがあります。忙しい時は、奥さんや子供もつれて煎餅作りに励まれています。

 今日も前を通りかかったので、いつものようにどうやって作られるのかマジマジとみていました。全行程1〜2分程度の技で、テキパキと作られる過程をみていると楽しい。

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(この鉄板がポイントみたい。焦げ付かないです)

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(ヘラをつかってうまく小麦粉を伸ばしています)

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(ヘラの先で卵を割る 卵を2つ使うときも)

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(卵を均等に伸ばしています)

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(トッピングにはザーサイや香菜、葱など)

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(甜麺醤は欠かせない 甘いソースのような味です)

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(油条を包みます もちろん要らないと言ってもOK)

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(食べやすいように半分にきって完成)

 これぞ饅頭・餃子・シュウマイなどに続く、中国を代表するB級グルメの一つだと思いますね。
 ときに無性に食べたくなります。(^_^)


posted by 藤田 康介 at 11:33| Comment(0) | 中国で食べる