2013年11月19日

乗馬・豆腐・団子(1)

 今回滞在した村は、杭州市桐廬富春江からさらに山奥に入った白雲源とよばれるエリア。たまたまネットで見つけたので、今までの直感からここはよさそうだろう、と思って行ったらなかなか正解でした。宿泊したのは『悦延居』という民宿(農家楽)で、とても気持ちいい一晩を過ごせました。(トイレやシャワーの水圧の心配はもちろんなし)

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 ここ白雲源の朝はとっても気持ちいい。ちょうど谷間に位置しているので寒さが尋常でないと思ったら、なんと外の気温2℃。でも、上海のスモッグのような空気とは比較できない、凛とした緊張があって好きです。鶏の鳴き声で目覚めました。

 いつもの中国式朝食をいただく。お粥と饅頭と漬け物という組み合わせが最高です。もちろん、漬け物は自家製。シンプルなのが一番です。

 実はこの農家楽の経営者は実は上海人夫婦。根っからの馬好きだそうで、雲南から馬を取り寄せて乗馬をさせてくれるという話を聞き早速体験させてもらいました。馬屋があるところまではクルマで10分ぐらいの距離です。うちの娘は、日本の阿蘇・霧島で乗馬を体験して以来、馬が大好きになってしまい、チャンスがあったら乗せてあげたいと思っていました。

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 私達も1時間たっぷりと馬に跨がる。馬にのって気づいたのですが、股関節から腰にかけての筋肉を結構つかうのですね。馬の温もりが身体に伝わってきて、とっても癒された気分になりました。

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 そのあと、一路桐廬市街へ。市場にいって野菜の買い出しです。中国の旅の楽しみは、なんといっても食へのこだわりにあります。それもレストランで食べるものではなく、農家の畑や市場にある食材の豊かさを垣間見ることです。

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 桐廬はとってもコンパクトな街で、富春江を中心に北側の旧市街と、新開発された南側に分かれています。今日は、旧市街の市場へ繰り出しました。

 地元の人に人気のあった手延べ素麺。寒空の中乾されたもので、多くの市民が買っていました。

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 また、農家自家製の豆板醤もお薦め。家によって微妙に味が違うんです。こういうときのために、瓶をクルマに積んでおくと便利です。ビニル袋に入れられるのはちょっといやですからね。

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 そして、家で作る四川風味の泡菜の漬物用のカブや大根。これからの季節重宝するんですよね。

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 忘れてはだめなのがミカンです。建徳がミカンの産地で、そこから運ばれてくるのですが、この味が半端なく美味しい。実は、去年もこのあたりをしていて、あまりにもミカンが美味しかったのでどさっと買って帰りました。

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 買い物の後は、あてもなく桐廬エリアの農村をドライブしてみることにしました。さあ、どういう出会いがあるか楽しみです。


posted by 藤田 康介 at 08:53| Comment(0) | 中国旅行記