
ということで、1泊2日程度なら、やはり杭州はお薦めです。
多忙だった日曜日の診察が午後5時になんとか終了し、そのあと妻と娘をうちの中医クリニックでピックアップし、一路高速道路で杭州へ。
夕方出発なので、日曜日のお墓参り渋滞とは逆方向。対向車線の渋滞を尻目に、G60高速道路をひたすら杭州に向けて走らせました。クルマの巡航速度を時速120キロに設定し、片道4車線の高速道路を走るのはとても気持ちいい。これだけでも結構スッキリしました。
上海を抜けるのにはたった45分でした。これはかなりはやい方です。左右に広がる菜の花の景色がよかったです。江南の春ですね。
途中、簡単な夕食をとるために嘉興のサービスエリアによりました。上海と杭州を結ぶ大動脈だけに、サービスエリはしっかりとしています。長江デルタのサービスエリアではお馴染みの「ちまき」は、ちょうど日本のサービスエリアで食べるたこ焼きやお好み焼きと同じような感覚だと思います。近年は、マクドナルドやKFCも入ってきています。


この日宿泊する宿の位置が分かりづらくちょっと迷いましたが、それでも午後8時前には到着できました。週末の杭州をクルマで移動するときは、西湖エリアで17時までナンバープレート番号による乗り入れ制限があるので注意が必要です。
今回泊まった民宿の近くには1泊5000元もする安嫚法雲という有名なリゾートがあります。行ったことのある回りの上海人の友達からは結構好評なのですが、今のレートなら10万円近い値段になりますが、中国の宿泊施設でそこまでお金を払う値打ちがあるのかどうか。それだったら、航空券買って日本の秘湯の宿にいったほうがずっといいように思いますね。
私達ファミリーは、結局1泊300元の民宿に。でも、民宿で300元というのも民宿レベルでは高い部類に入ります。設備的にはトイレとシャワーが一緒のブースとか、問題はないわけではないのですが、1晩過ごすくらいなら問題ありません。

なかなかおしゃれな感じです。

やはり、日曜日の夕方出発というのが良さそうですね。杭州で1泊すると、2日目の使い方が変わってきます。渋滞を避けられるし、安吉や桐廬にも行きやすい。また新しいクルマ旅の仕方を発見しました。
