
上海市内で最も大気汚染度がマシなエリア(といっても日本との差は大きいですが)といえば、やはり長江河口に浮かぶ崇明島だと思います。我々一家も時々、早朝に自宅を出発して新鮮な野菜を仕入れに行くのですが、母親が日本から遊びに来ていることもあり、最近できたばかりの陳家鎮のHYATT Regencyに朝食を食べにお邪魔してきました。
陳家陳といえば、東灘の野鳥保護区にもまだ近いエリア。高速道路の陳家鎮のICからも遠くない距離なので、崇明島のなかでも行きやすいエリアにあります。

数年前まで思いっきり「田舎」だったのですが、いまやすっかりと都市近郊化していて、私もびっくりです。長江にむかって、一戸建て住宅も広がっているのですが、スーパーや学校など生活基盤が殆どない場所で、どうやって暮らしていくのだろうか?と一瞬考えてしまいました。まあ、金持ち「土豪」のすることは理解出来ませんし、案の定一戸建て住宅地には生活の感じもありません。

ただ、崇明島の自由市場で野菜を買いに行くときに、いつも困っていたのはゆっくりと朝食を食べさせてくれる適当なお店がなく、いつもいろいろ苦労していました。そこで、今回のHYATT RegencyのOPENは何とも嬉しい限り。浦東からだと休日にちょっと訪れるのにはちょうど良い距離ですし、上海の街中の雑踏からちょっと逃れることもできます。

朝食バイキングもいろいろ種類があって良かったです。最近、夕ご飯の食べ放題は食傷気味で、どこにいってもそんなに食べることができませんが、朝食ならまだまだ大丈夫。上海地元の料理から西洋料理まで一通り揃っていました。10年ほど前に私がはじめてこの島に来たときは、まさかここで輸入チーズが食べられるとは思いもしませんでした。((^_^)

平日の朝なので、きっとガラガラだろうと思っていたのですが、なんのその。朝食会場のレストランは大いに賑わっていました。ペットを連れてこられるホテルということで、中庭には糞を始末する袋も置いてありました。結構なことです。
私の知り合いが、ここのホテルにSPAの設計をやっていて、現在建設中とのこと。できたら運動した後に一風呂浴びることも可能になるかもしれません。
上海市街地のホテルもいいかもしれませんが、ちょっと崇明島まで1泊2日で出かけてみるのもよいかもしれません。またミニトリップの新しい選択肢が増えました。
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