
中国聯通でも4Gの申し込み受付が始まり、私も窓口で変更してきました。ただ、今の段階ではFDD-LTEではなく、中国移動が使っているTD-LTE方式で、しかも周波数が中国移動と違うというとても厄介な方式になっています。さらに、3Gで銀行引き落とし契約をしている場合で4Gのセットに切り替えると、一旦銀行にいって解約して、さらに契約しなす必要があります。この点、中国移動は非常にスマートで、銀行に出向く必要はありませんでした。
ただ、4G用のセット料金に切り替えることは意味があります。仮に3G通信しかできなくても、データ使用料金が安くなるからです。これは移動でも聯通でも同じです。しかし、日本と違ってデータ量を超過した場合、通信速度が遅くなるわけでもなく、そのままの速度で料金が従量制に加算される仕組みとなっています。あまりにもセット料金を低く設定しすぎると、とんでもない請求が来ることになります。(私自身の経験談)
中国移動の料金体系:http://www.10086.cn/4G/zixuantc/
中国聯通の料金体系:http://www.10010.com/yuyue/yuyue4g/
ところで、私が中国移動の電話回線を4Gに変更したきっかけは、AppleからiPad mini retinaシリーズでTD-LTE対応の機種が発売されたから。(A1491タイプ)ただ、これでは聯通での4Gは使えないということ。(トホホ)
試しに、今まで使ってきたA1490タイプで聯通の4G電波があると言われている陸家嘴などのエリアで、4G用のカードをさしてみても、4Gは拾いませんでした。

もし、聯通が早くFDD-LTEに移行してくれたら、A1490タイプでも4Gができるはずなのですが、現在聯通は3Gネットワークの拡充を先ず急いでおり、4G対応はその後になるという話を聞きました。聯通のTDD-LTE方式の場合、3Gから4Gに切り替えるのは簡単だそうで、先に3Gを拡充させておくことは意味がありますよね。
ということで、今までのA1490タイプは、日本で契約しているb-mobileのルーターとして使うことにしました。iPad は電池の持ちもいいし、ルーターとして使うのならバッチリだからです。iPadが便利なのは、2台ともまったく同じ状態で同期ができるということ。アプリも同期されて一緒だし、クラウドを使うと日本と中国でシームレスに活用できます。これは便利!
◆おしらせ◆
