2014年07月28日

7月28日〜29日は常州に行ってきました

 たまたま、某中薬系の製薬会社に用事があったため、28日午後から江蘇省常州へいってきました。
 上海から常州までは180キロほど。高速道路がいろいろあるのですが、上海浦東からとなると、ちょっと行きにくいのですよね。いつも渋滞に引っかかってしまう。

 今回、行きは、上海-北京を結ぶ大動脈であるG2高速道を使ったのですが、片側4車線の高速道路と言えども、走りにくい。交通量が多いのと、それぞれのクルマの速度があまりにも違っていて、スムーズに走れないのです。途中、上海蟹で有名な陽澄湖SAで休憩するも、とにかくだだっ広いだけで全然楽しくないのですよね。つくづく、日本のSAはすごいと思います。レジャーの国ですよね。
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 常州での宿泊先は、高速道路出口すぐにあるシャングリアホテルにしました。
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 一応、5★ホテルで外見は立派なのだけど、細かなところには問題あり。特にお風呂に入るときに、お湯が出ると思って蛇口をひねったら、水しか出てこないのでびっくりしました。逆に、お水の蛇口をひねったらお湯が。。。これは、よくないですねえ。下手すると火傷してしまいますよ。クレームをつけると、マネージャーが来ました。なんと、ここの部屋だけではないらしいです。おいおい、ちゃんと施行しないとだめではないですか!とりあえず、次回来ることがあったらアップグレードしてくれるそうです。(まあ、来ることはないと思いますが。)

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 夜は、常州で小型電動自動車を開発している野崎さんと会食。最近、技術系の人で自分の持っているスキルを活かし、中国系の企業や研究所で活躍する日本人が多い。中国には日本では考えにくい製品のニーズがあり、そのために日本人のスキルが求められているのは紛れもない事実なのです。なにも、海外への企業進出だけが世界で活躍する手段ではないと思います。とても興味深いお話を伺うことができました。

 私も、これからの働き方は、「寄らば大樹の陰」だけではなく、「一匹狼」的な動き方も大事なのでしょうね。社会のしがらみだけに捕らわれていたら、前進しようにも前進できないこともありますから。

 常州での2日目はホテルで朝食を頂いた後、(ここの朝食はなかなかよかった)今回滞在の目的である、常州のとある中医薬系の製薬会社へ。私の頭のなかにアイデアが実現できるかどうか、そのあたりの打ち合わせ。

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 今はまだ詳細は明らかにできませんが、いろいろ実りのある話しができました。

 せっかく常州まできたので、地元でも有名なお店で昼食をとろうと思い、見つけたのが伝統的な素食の店「義隆素菜館」。なんせ、お昼13時までしか営業していないのでタイミングを見計らう必要があります。
 場所は常州鐘楼区労働西路の繁華街です。近くの体育館に駐車場(有料)があります。

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 いわゆる肉を一切使わない精進料理のお店ですが、湯葉など豆腐料理が美味しかったです。なによりも、素麺と合わせて食べる食べ方も新鮮でした。お土産に様々な餅を買って帰りました。

 ところで、同じ中国でも都市によってクルマの運転の習慣が違うのは日本と同じ。上海での運転になれていると、ここ常州のクルマの流れはとってもスローでした。考えてみれば、上海での運転はみんなギシギシしすぎなのでしょうね。レーンの取り合いや、クラクションがあまりにも多すぎです。なによりもスピードが違います。

 帰りは、沿江高速道路を使って、嘉定区経由で。確かに、行きよりは交通量は少なかったですが、嘉定区から先が厄介で、高速道路でうまく繋がらなかったのが残念。それでも、夕方前には上海に戻ることができました。

 こうやって江南エリアの都市部を巡るのもまた面白いですね。中国の楽しみ方の一つです。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール・土曜日午後の浦西古北院診察を追加しました

 
posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(2) | 中国旅行記

2014年07月27日

上海の天然カブトムシ、クワガタムシ

 今年もまた暑くなってきて、上海でも昆虫のシーズンになってきました。
 相変わらず、私の早起き生活は変わらず、午前4時ぐらいには起きてカルテ整理などの仕事をしていますが、そんな朝の楽しみの一つが世紀公園での虫探し。実は、内環状線の内側に位置するのにもかかわらず、結構な種類の昆虫たちが生息しています。

 オニヤンマやギンヤンマ系の大型のトンボもいますし、毎年のようにカブトムシやクワガタムシを発見しています。

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 世紀公園には樹液の出る柳の木が多いので、そこに群がる昆虫は意外にも多いのです。上海の街の中心部でこうした昆虫たちに毎年のように出会えるというのも、結構新鮮な感じがします。

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 私は少年時代から昆虫が大好きで、今でも時間があれば虫探しをしています。早朝の、樹液のニオイが漂う雑木林なんかは最高ですよね。

 ちなみに、浙江省の天目山系にいくと、まだカブトムシやクワガタムシは沢山います。去年も、竜王山で樹液に群がるカブトムシを見つけました。

 ただ、日本ではヒーローの昆虫たちも、上海の子供たちの間では人気が無いようです。そもそも、虫取りをしているような子供たちは上海であまり見かけません。なんかちょっと寂しいですね。

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posted by 藤田 康介 at 05:53| Comment(0) | ここは上海なり

2014年07月16日

7月14日〜15日久しぶりに浙江省安吉に行ってきました

 14日の上海エリアのPM2.5が100前後まで上昇、しかも休診日。

 そうなると上海を出ていかない理由はありません。ということで、今回は日本人の知り合いを連れて、浙江省安吉に行くことにしました。

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 安吉までは高速道路まですぐに行けるのですが、目的地とする李さんの家まではさらにその奥にあるため、片道300キロぐらいの道のりです。中国大陸の感覚でいうと、300キロは中程度の距離のドライブです。

 スモッグの上海から、高速道を走らせること約2時間ほどで抜け出すことができました。そこそこの青空を拝めることができるようになると、気分も爽快になってきます。

 安吉では、いつもの竹工房にお邪魔して、お灸道具の加工をお願いしました。毎回、夏になったら三伏の時期に患者さんにお灸することが増えるのですが、そのために最適な道具を作るために試行錯誤しています。

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 工場で打ち合わせをしたあと、章村までクルマを走らせ、西瓜などをストック。一旦、李さんの家のある山の上まであがってしまうと、なかなか下りてくるチャンスがないですからね。

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 雨が降りそうな天気でしたが、山の天気は変わりやすく太陽が見える日も。

 私はここにくるといつも胸がスカッとする気分になります。人によって、パワースポットはいろいろあると思いますが、上海暮らしの私にとっては、やっぱり李さんの家かな。

 こうして先祖代々守る李さんのお宅から、上海黄浦江の源流となる竜王山を眺めていると、自分の身体の中の正気がみなぎってくる感じです。

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 そして、さらなる楽しみは食事。完全にご自分の畑で収穫された野菜で作る野菜はもちろん完全無農薬が自慢です。こういう中華料理は、日本どころか、上海でもなかなか食べられない。

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 翌日はお昼頃まで粘って、食事を頂いてから上海への帰途についたけど、それでも夕方頃には上海に着きます。

 こういう中国国内のショートトリップは私は大好きです。田舎の高速道路を、美しい景色を楽しみながら走るのもまた良い感じですからね。

 ◆東和クリニック・中医科での担当スケジュール・土曜日午後の浦西古北院診察を追加しました

 
posted by 藤田 康介 at 07:12| Comment(0) | 中国旅行記