2014年11月29日

とっても厄介な杭州市内のナンバーによる交通規制

 ご存じのように、上海市でも内環状線、中環状線、延安高架道路、南北高架道路を中心に上海ナンバー(瀘)以外の朝夕ラッシュ時間の乗り入れを制限していますが、高架道路さえ使わなければ、まだ市内に乗り入れることはできます。また土日は制限もありません。

IMG_3596.jpg

 ところが、浙江省の省都であり、中国有数の観光都市である杭州に、上海など地方のクルマが乗り入れるときはとても厄介にルールがあります。我が家もよく杭州にドライブにいくのですが、いつ通行できるのか確認しながら予定を立てています。

 杭州市内は昨今の自動車急増にともない渋滞が悪化し、かなり厳しいナンバープレートによる市内乗り入れ制限を行っています。とくに、2014年5月5日より杭州の地元ナンバーである浙Aナンバーでも細かい制限があるので注意が必要。以下にまとめておきました。

1.平日(月曜日〜土曜日)

  7:00〜9:00、16:30〜18:30は杭州中心部の指定エリア以内(図を参照)への浙Aナンバー以外の乗り入れ禁止。高架道路だけでなく、地道も乗り入れ禁止。

20110601140247-0.jpg

 また、浙Aナンバーのクルマも、ナンバー末尾によって乗り入れ規制あり。

 月曜日:末尾が1か9、火曜日:末尾が2か8、水曜日;末尾が3か7、
 木曜日:末尾が4か6、金曜日:末尾が5か0。


2.週末及び休日

  春(3月〜5ごろ月)・秋(9月〜12月ごろ)の行楽シーズンを中心に西湖周辺エリアは8時半〜17時まで交通規制。偶数日は偶数ナンバー、奇数日は奇数ナンバーが乗り入れ可能です。これには地元ナンバーと地方ナンバーの区別はありません。それ以外の時期は、乗り入れ可能。

 とっても細かい規定ですね。浙Aのナンバーを取得していても自由に市内を運転できないような仕組みになっていますが、これほど台数が増えると、強制的な処置が必要ですよね。

 とはいえ、杭州も魅力ある都の一つ。我が家でも、時間があればいろいろ訪れていますが、渋滞も多く、路地も多いので、クルマの運転には注意が必要です。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 20:30| Comment(0) | 上海の運転免許・クルマ・教習所

2014年11月27日

中国入国時に自動化ゲートを使ってみて

IMG_3871.jpg 

 11月27日の午前の便で関空から上海浦東に戻ってきて、いつもの診察にスケジュールで動いています。

 前回、中国に入国したときに登録したので、今回は自動化ゲートを初めて使ってみました。これがなかなか快調だったのでメモしておきます。

 登録時に、係員から説明をうけていたのですが、実際に使ってみるとなるとすこし不安。なんせ、利用する人が殆どいないですから。それでも、入国審査場に自動改札機のようにレーンが並んでいるのはなかなか壮観で、これから中国人の利用も増えてくるのではないでしょうか。

 事前に係員から説明をうけていましたが、まずはパスポートの写真のあるページを読み取り機にかざします。中国の永住権を持っている人も、入国時はIDカードではなく、日本のパスポートを使います。そうすると、1つめのゲートが開くことになります。

 そして、2つめのゲートの前まで歩いて行くと、こんどは親指の指紋を読み取り機に。日本は両手の人差し指ですが、中国では片手だけでした。また、顔認識するカメラが動いていて、私の顔を撮ります。日本で自動化ゲートを使うときは、この指紋認識が厄介で、うまくいかずに断念する人もいたぐらいですが、中国式はいたってスムーズでした。顔認識と指紋チェックの2段階になっています。

 こうやって入国審査をするのにかかった時間は並ぶこともなく(というか利用者ほぼゼロ)30秒もありませんでした。

 中国でグリーンカードをもらってから、以前からも中国人レーンからも入国できるようになったのですが、これも昨今の海外旅行ブームで大変な行列になっており、自動化ゲートをつかうのは、時間的節約にもとっても便利だと思います。

 なによりも、パスポートに押されるハンコの数が減ります。今まで日本と上海を往復すると入国・出国で4個のハンコスペースが必要でしたが、日本では出入国時に、中国でも入国時に(出国時はまだ未対応)自動化ゲートを使うと、1個のハンコで済みます。10年パスポートのページ節約には助かります。

 近い将来、入国審査はこうやって機械化されていくのでしょうね。ただ、入国審査時に係官とのやりとりがなくなってしまうのは寂しい感じもしますが、これだけ人々が全世界で往来するようになると、これも必要なサービスだと思います。ちなみに、最近では上海の出入国時に日本語を話す係官も少なくないです。

 一方で、いつも関空や成田について入国するとき、外国人ブースの長蛇の列をみると、折角日本に着いたのに、出てくるだけで一苦労しているのが何とも気の毒です。

 今回発見したのですが、関空では自動化ゲートの機械が更新されていて、指紋の読み取りスピードが格段にはやくなっています。台数も増えていました。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | 上海生活情報

2014年11月24日

1ヶ月ぶりの関西滞在

 なかなかまとまった時間がとれないので、細切れにして日本に帰って用事を片付けることが多いですが、今回も大阪で仕事を片付けに少し戻っています。とはいえは、3〜4日間でもいつもと違うところで仕事をするといい気分転換にもなります。

IMG_3835.jpg

 朝型の人が上海から大阪へ飛ぶ場合は、午前中の便を利用して、午後からの時間を十分に使うのが絶対に体力的にもラクです。上海のラッシュ前に空港に着けますし。

IMG_3836.jpg

 今日のCA(中国国際航空)便も多くの中国人観光客で賑わっていました。チェックインするときの行列から、もうお土産や円安の話で盛り上がっている。彼らの購買力は今日も変わらない。

IMG_3837.jpg

 いままではずっとMU派の私なのですが、前回からCAを利用するようになりました。決定的な理由はないのですが、機内食がとっても簡単で、機材も座席にタッチパネル式の液晶付きで映画も楽しめたので、今回もCAにしました。まあ、1時間45分のフライトで、どうでも良いことなのですが、機内でゆっくりと過ごせたらそれでいいです。(^_^)

 ここ数日、上海の大気汚染がマシだったこともあり、関空についたときの空気の感動はちょっとありませんでしたが、それでも心なしか咽のイガイガがマシになったような気もします。

IMG_3838.jpg

 今回の日本入国で気づいたのは、自動化ゲートの機械が更新されていて、指紋の読み取りスピードが向上していたこと。

 空港では、高松から駆けつけて下さった、以前上海で診ていた患者さんとも再会。今、日本でできる範囲でのアドバイスをさせていただきました。

IMG_3841.jpg

 そのあと、「はるか」にのって、新大阪までワープ。新大阪、京都方面は断然に「はるか」が便利ですね。今日も自由席は大混雑していました。

 関空でJRに乗るとき、いつも感じるのは「みどりの窓口」の混雑の問題を解決しないと。折角海外から来られても、チケットを買うのに長い行列ではちょっとうんざりします。

 上海も好きですが、偶に関西に戻ってくるとホッとします。きっと風景が変わらないからなのでしょうね。いつものお店もちゃんとあるし。
 
 ちなみに来月の日本出張は東京で、2014年12月15日〜18日が決まっています。16日夜は千葉県松戸で恒例のミニ講演会をする予定。それまでに、12月9日午前は上海古北で第2回の中医塾の予定です。

 小さなこともコツコツしていきたいと思っています。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | やった〜!日本なり