
11月27日の午前の便で関空から上海浦東に戻ってきて、いつもの診察にスケジュールで動いています。
前回、中国に入国したときに登録したので、今回は自動化ゲートを初めて使ってみました。これがなかなか快調だったのでメモしておきます。
登録時に、係員から説明をうけていたのですが、実際に使ってみるとなるとすこし不安。なんせ、利用する人が殆どいないですから。それでも、入国審査場に自動改札機のようにレーンが並んでいるのはなかなか壮観で、これから中国人の利用も増えてくるのではないでしょうか。
事前に係員から説明をうけていましたが、まずはパスポートの写真のあるページを読み取り機にかざします。中国の永住権を持っている人も、入国時はIDカードではなく、日本のパスポートを使います。そうすると、1つめのゲートが開くことになります。
そして、2つめのゲートの前まで歩いて行くと、こんどは親指の指紋を読み取り機に。日本は両手の人差し指ですが、中国では片手だけでした。また、顔認識するカメラが動いていて、私の顔を撮ります。日本で自動化ゲートを使うときは、この指紋認識が厄介で、うまくいかずに断念する人もいたぐらいですが、中国式はいたってスムーズでした。顔認識と指紋チェックの2段階になっています。
こうやって入国審査をするのにかかった時間は並ぶこともなく(というか利用者ほぼゼロ)30秒もありませんでした。
中国でグリーンカードをもらってから、以前からも中国人レーンからも入国できるようになったのですが、これも昨今の海外旅行ブームで大変な行列になっており、自動化ゲートをつかうのは、時間的節約にもとっても便利だと思います。
なによりも、パスポートに押されるハンコの数が減ります。今まで日本と上海を往復すると入国・出国で4個のハンコスペースが必要でしたが、日本では出入国時に、中国でも入国時に(出国時はまだ未対応)自動化ゲートを使うと、1個のハンコで済みます。10年パスポートのページ節約には助かります。
近い将来、入国審査はこうやって機械化されていくのでしょうね。ただ、入国審査時に係官とのやりとりがなくなってしまうのは寂しい感じもしますが、これだけ人々が全世界で往来するようになると、これも必要なサービスだと思います。ちなみに、最近では上海の出入国時に日本語を話す係官も少なくないです。
一方で、いつも関空や成田について入国するとき、外国人ブースの長蛇の列をみると、折角日本に着いたのに、出てくるだけで一苦労しているのが何とも気の毒です。
今回発見したのですが、関空では自動化ゲートの機械が更新されていて、指紋の読み取りスピードが格段にはやくなっています。台数も増えていました。
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