2014年12月01日

杭州でみた樹齢1200年のイチョウ

 11月30日、上海での日曜日の診察を終えて、夜の間に杭州に移動。なんといっても、杭州は交通規制がややこしいので、夜の移動が一番なのですが、今回はナビをつけていても道路に迷ってしまいました。そもそも車線規制とか一方通行とか、たまに工事とか急に出現して困りました。(^_^) 

 夜の杭州の街は手強いです。

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 この日宿泊したのはリーズナブルな3★ホテル。1泊朝食付きで家族三人合計250元(5000円ぐらい)というのはよかったです。
 どうせ夜泊まるだけですから、今回は翌日行くハイキングを考えて、入り口の雲晒竹径まで行きやすいところを選びました。中国の旅は、日本と比較してコストパフオーマンスに良い。余計なサービスは要らないし、静かでお湯が出て温かい部屋で快適に眠ることができたら十分なときもあるわけです。

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 さて、杭州では朝早く起床して、宿を出発。杭州で一番古い、樹齢1200年のイチョウを一目見たいと思いまずはハイキング。杭州市内は上海と違って山があるので、ちょっとしたハイキングには便利です。今日は梅霊南路にある雲晒竹径からスタート。

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 ここは初めは竹林のなかを歩き、そのうち階段の山道になり、山のてっぺんのお寺を目指すというコースですが、とっても静かな山道で、我が家でも何回か訪れています。

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 残念ながらちょっと時期は遅かったのですが、山頂の樹齢1200年のイチョウはありました!

 とにかく幹が太く、地元の人たちからも大切に守られているようです。

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 一説によると、お金の神様を祭っているとか。いずれにしろ、大木のそばは縁起がいいというのは中国でもいっしょで、由緒ある場所には木が大切に保護されています。

 このコースだと子連れでも3時間ぐらいで往復できます。また、五雲山は、他の峰と繋がっていて、縦走することも可能です。

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 麓まで戻ってくると、森の中で一所懸命木の実を拾っているおばさんたちに遭遇しました。話をきくと楠の実を集めているらしい。用途はよくわからないけど、500gで100元(2000円)で売れるとのこと。へ〜っといった感じですが、結構な金額になるのですね。

 山を下りてきたら、ちょうど杭州市内の朝の交通規制も解除されているので、うちの上海ナンバーのクルマでも通行問題なし。せっかくの杭州なので市内まで昼食を食べに行くことにしました。前回行った菊英麺店に行きたかったのですが、昼前ということもあり長い行列ができていて今回は諦めましたが、その並びにワンタンで有名らしい方伝麺食という街の食堂があったのでそこに入りました。

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 結果はかなり正解。スープ麺ではない拌麺もいただきましたが、やはりこの店はワンタンが美味しいです。そういえば、日本で餃子は食べたことがあっても美味しいワンタンにめぐりあっていませんね。ワンタンはやっぱり本場中国のもの、それも江南エリアのものに限ると勝手に思っております。ちなみに、このお店はすぐとなりで蒸し料理もやっていました。今回は食べて居ませんが、次回はぜひ試してみたいと思います。

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 腹ごしらえは完了したので、さて午後は富陽万市のイチョウ村へ出発です。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | 中国旅行記