2015年01月24日

今年も中国では忘年会のシーズン

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 中国では春節前に忘年会をしますが、今年もそのシーズン。お酒を飲み過ぎて体調を壊してしまう人もチラホラ。私達のクリニックでも今日忘年会(年夜飯)がありました。

 中国での会社組織の忘年会というのは、その会社のカラーが出てくるのでとても面白い。私も色々と参加してきましたが、従業員が出し物を練習して盛り上げるというのもところもあります。そのために残業というのも気の毒な話ですが、台湾系では多かったですね。

 そして、どこでも出し物のハイライトはやはり抽選会。

 これもいろいろカラーが出てくる。iPhoneやiPadなどの商品を出してくるところもあるし、うちのクリニックでは医者と経営サイドがお金を出し合って、職員に「紅包(お年玉)」の抽選会をするという方法でした。日頃から看護師さんや受付の皆さんには大変お世話になっているので、これも一つのやりかたですね。

 前の職場でもそうでしたが、こういうときの一等賞はなぜかお掃除のおばさんとかが持って行ってしまいますが、今回の抽選会でもそうでした。べつにそのように仕込んでいるわけでもないのですが、天の神様がそうされているのか、そういう法則がありますね。現場を影で支えてくださっている縁の下の力持ちですから。去年もこのおばさんが一等賞だったとか。すごい運です。

 中国では経営サイドからしても、忘年会は非常に重要です。また来年も頑張ってもらうための一年の総仕上げ的な意味もありますし、経営者の度量が試される時でもあります。社員は小さなことでも見ていますからね。小さな組織では尚更です。皆さんの会社ではどうでしたか?
 
 しかし、中国で生活していると毎年年2回新年が楽しめて、元旦のスタートで失敗しても、春節でまたやり直しができるぞ!とチャンスももらえる。

 春節がすぎるといよいよ本当に未年スタートです。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | ここは上海なり

2015年01月17日

やっぱり上海っ子に大人気の四川料理

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 上海で四川料理が人気になってきてのも実はまだ最近のことなんですよね。20年前は、四川料理を食べようと思ったら、結構いろいろ探した記憶があります。大学のそばに、四川人のお母さんがひらいた小さな四川料理の食堂があり、よくお邪魔しました。

 実は、我が家に来てくれている家政婦さんも四川の重慶近くの出身。じゃあ四川人はいつも真っ赤っかの辛いモノを食べて居るかといえば、決してそうではないことも知りました。

 味が比較的平凡な上海料理を毎日食べていると、たまにパンチが効いた料理も食べたくなる。そんなとき、四川料理はもってこいなのです。
 なによりも、近年は四川料理のお店が上海でも大増殖していて、この前もどこかのアンケートで、外食するのだったらまずは四川料理を選ぶという市民がトップであったように記憶しています。でも、きりりと引き締まった味は、いちど食べたら虜になります。

 ということで、久しぶりに妻とデート。


 南京東路近くにある渝信川菜に行ってきました。平凡〜、と言われそうですが、ここがけっこうすごい。

 確かに週末という要素もあったからだと思うのですが、とにかくすごい混雑で、予約しても番号が呼ばれるまで結構待たされました。典型的な四川料理のレストランとしての人気は相当なものです。


 いくつかお薦めの料理を注文。

 ナッツとのコンビネーションが美味しい、真っ赤な口水鶏。

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 ここでは四川式涼麺もお薦め。

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 私は本当は酸菜魚が食べたかったのだけど、ここにはなく、代わりに水煮魚を注文。魚は黒魚(ライギョ)が使われていたのですが、辛さというより花椒のしびれ具合がなんともいいですね。

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(花椒がクセになる。。。)
 
 いや、たまに四川料理もいいものです。

 中華料理は本当にバリエーションが豊かですね。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | 中国で食べる

2015年01月16日

天王寺で一泊して一路上海へ出勤

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(1月12日から15日まで日本でした) 

 新大阪界隈で1日仕事を済ませたあと、この日はNPO法人 TCM小児推拿協会の新年会に参加。

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 我らのメンバーの一人でもあり、奈良の置き薬、株式会社ぷちてんぐの小柳社長も駆けつけてくださいました。


 中医学には小児推拿という分野があります。これは中医薬(漢方薬)などを服用しにくい子供たちに推拿を施術してあげることで、発熱や下痢などの症状を緩和するというものです。特にお母さんなどが知識としてしっておくととても便利なものでもあり、私達のNPO法人ではその知識の普及を目指しています。

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 この冬、日本に戻ったときは、各地のちゃんこ鍋を試しているのですが、今回は阿倍野界隈の昭和町にある「ちゃんこ雷光」を訪れてみました。店の裏から階段を上り、2階の座敷に通されました。鍋奉行はあべのついな整体院の新開先生。ちなみに、ここのちゃんこ鍋は出汁が効いていて、とくにゴボウをスープにいれていたのが特徴的。沢山野菜をいれても濁ってこないのはよかったです。

 皆様、ありがとうございました。
 今年は、TCM小児推拿協会でもいろいろ活動していく予定です。

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 低気圧が大阪に近づいていて、天気は夜から下り坂になり、明け方はかなり本格的な雨になりました。

 雪が心配だったので、奈良の実家には戻らず、夜は天王寺の駅前に宿泊したのですが、天気予報を見ているとむしろ強風と雷のほうが心配になりました。

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 翌朝は6時半過ぎの始発「のはるか」で一路関空へ。飛行機はなんとか定刻より若干はやく出発したものの、低気圧の間をぬっての上昇となり、淡路島を抜けるぐらいまではかなり揺れました。

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(前線を抜けた瞬間)

 帰りのCA便も機内食は暖かい料理は出ず。しかもこの季節なのに「そば付き」という組み合わせ。CA便は頑なに暖かい機内食を出しませんね。(^_^)

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 いずれにしろ1時間の時差のおかげで、十分に午後1時スタートの診察には間に合うという、上海と大阪のこの距離感が好きです。今年も、上海だけでなく日本の健康の為に貢献したいと思っています。

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東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | やった〜!日本なり