2015年01月12日

上海の大気汚染、あっという間に「厳重汚染」→「優」

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 今日から大阪出張なので、準備のためにいつもよりちょっと早く起きて、午前3時のPM2.5値をチェックすると上海浦東新区で21㎍/㎥。

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 ほほう!「優」マークがついています。

 日本各地と比較すると、福岡県香椎4㎍/㎥、大阪東成区5㎍/㎥、東京文京区7㎍/㎥となっていて見事に解消していました。ホッとですね。

 だいたい、上海でも空気の悪い日は3〜5日続いて、また解消するというサイクルがあります。上空の寒気の流れと密接に関係していて、冬場は北から流れてくるのが汚染の原因となっています。それが一旦収まり、海から風がふけば収まります。夏は海から風が吹きやすいのでマシなのです。

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 ただ、調子良いのはつかの間で、16日〜17日頃からまた大きな汚染が来そうです。詳しくはこちらを参照して下さい。

 我々臨床で働いているものからすると、大気汚染と患者さんの体調の変化は密接に関係していることがよく分かります。悪化すると、咽や鼻の不調、さらに頭痛を訴える人が確実に増えてきます。私自身も、この2日間は外でのランニングは止めました。水分をしっかりととって、早めの休息が大切です。

 大気汚染は嵐のようです。ワーッとやってきて去って行きます。だからこそ、いつ大気汚染がきて、いつそれを防ぐべきか。しっかりとチェックしておくことが大切なのです。空気の良い時を大切にしましょう。

 では、出張にいく準備を。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 05:30| Comment(0) | 上海の大気汚染状況