
中国では春節前に忘年会をしますが、今年もそのシーズン。お酒を飲み過ぎて体調を壊してしまう人もチラホラ。私達のクリニックでも今日忘年会(年夜飯)がありました。
中国での会社組織の忘年会というのは、その会社のカラーが出てくるのでとても面白い。私も色々と参加してきましたが、従業員が出し物を練習して盛り上げるというのもところもあります。そのために残業というのも気の毒な話ですが、台湾系では多かったですね。
そして、どこでも出し物のハイライトはやはり抽選会。
これもいろいろカラーが出てくる。iPhoneやiPadなどの商品を出してくるところもあるし、うちのクリニックでは医者と経営サイドがお金を出し合って、職員に「紅包(お年玉)」の抽選会をするという方法でした。日頃から看護師さんや受付の皆さんには大変お世話になっているので、これも一つのやりかたですね。
前の職場でもそうでしたが、こういうときの一等賞はなぜかお掃除のおばさんとかが持って行ってしまいますが、今回の抽選会でもそうでした。べつにそのように仕込んでいるわけでもないのですが、天の神様がそうされているのか、そういう法則がありますね。現場を影で支えてくださっている縁の下の力持ちですから。去年もこのおばさんが一等賞だったとか。すごい運です。
中国では経営サイドからしても、忘年会は非常に重要です。また来年も頑張ってもらうための一年の総仕上げ的な意味もありますし、経営者の度量が試される時でもあります。社員は小さなことでも見ていますからね。小さな組織では尚更です。皆さんの会社ではどうでしたか?
しかし、中国で生活していると毎年年2回新年が楽しめて、元旦のスタートで失敗しても、春節でまたやり直しができるぞ!とチャンスももらえる。
春節がすぎるといよいよ本当に未年スタートです。
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