
3月23日〜24日までは取材・収録・勉強のために浙江省安吉に行っていました。

今回は、私の番組収録のために取材班も同行しましたが、なんといってもこの春の江南地方は最高です。気温もちょうど良いし、山村では花が咲き始め、彩りが鮮やかです。そして、日本で杉ヒノキの花粉症に悩まされている人も、この時期の江南エリアなら大丈夫です。とても快適な春を過ごすことができるはずです。さらに、風の関係もあって、上海エリアの大気汚染の問題もずっとマシです。
朝7時頃に上海浦東を出発し、途中古北にあるクリニックに寄って用事をすませ、取材班とは11時頃に安吉ICで待ち合わせ。時間に遅れることなく、休憩込みで4時間で到着しました。

さっそく、安吉の老太婆干挑面(天荒坪路)でお昼を済ませる。安吉にきたら、絶対行きたい、地元でも評判の行列のできる麺でお昼をいただき、いつも生薬鑑別の指導をしてもらっている馬先生のお宅にお邪魔。

ここに来ると、上海では実際に触れることができない、本当に色々なことが勉強できるので、私は大好きです。何より、リュックを背負って、薬草を求めて山の中に入っていくのもまた楽しいものです。
そしていつもの民宿へ。

自分がインタビューを受けることがあったら、ぜひここで!と思っていたのですが、まさかこんな早くに実現するとは思いませんでした。
今回はここまで来て下さったスタッフの皆さんには感謝します。
バックには黄浦江の源流がある竜王山がドンとそびえていて、春の山々の景色がとても美しいです。そして、この時期ならではの緑が美しい竹林も。

ここに来て嬉しかったのは、沢山の小川が復活していたこと。2014年年末は、記録的な少雨で、農作物にも影響が出たということでしたが、とりあえず水の流れはあり、ホッとしました。
夜は自家製野菜の料理に舌鼓。自家製の腐乳も美味しかった。山の上の生活では自給自足しかあり得ない。なんとも贅沢な時間です。



朝は早朝から裏山へ登ってきました。山というより、岩の塊ですが、遠くからは登り口が無さそうだけど、一旦食らいつくとルートはありました。ここから見る朝日もまた美しい。

2日で600キロほどのドライブでしたが、とても実り多い旅でした。
ふと出て行きたくなる、そんな浙江省安吉の魅力がいっぱいです。
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