
村や町の入り口に大きな木があるというのは中国でも日本でもよく見かけますね。中国では、巨木はとても縁起が良いと言われていて、今でも重宝されています。江西省婺源の村落にいっても、村の入り口には必ず樹齢300〜400年とも言われる巨木が植えられています。
これはおそらく日本でも同じでしょう。
ここ奈良橿原市今井町の入り口にも、巨大なエノキがそびえています。

樹齢400年を越えると呼ばれていて、ちょうど蘇武橋のそば、飛鳥川の川沿いにシンボルのようにたっています。
間違いなく、この町の歴史をじっくりと見てきていただろうし、ここを待ち合わせの場所として使った人も多いことでしょう。
夜になると、付近の電灯とうまくマッチして、闇の中に浮かび上がるようなシルエットを作り出します。

特に、仕事から帰ってくるときに真っ先に出迎えてくれるような優しさも感じますね。一つの街(集落)において、街の入り口にある巨木の存在は中学でも言う「気」の観点からみてもとても大切だと考えられています。
この今井町には街の中を散策すると大きな木々に出会うことができるのも魅力の一つです。
なにより、橿原神宮までちょっと歩いていけば、あたりは巨木ばかりになりますが・・・・。
気を感じるには最高のロケーションだと思います。
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