
6月12日朝の新幹線で秋葉原から富山へ行きました。6月12日〜14日は富山で開催される東洋医学学会学術総会への参加でした。
この日は6時前にホテルを出発。東京の街は夜は遅いけど、朝も遅い(笑)。
ガラガラの秋葉原駅を東京駅に向かいました。いよいよ人生初めての北陸新幹線に乗車です。

折角なので、新幹線の最高クラスと言われているグランクラスを体験してみることにしました。
同様のサービスは、実は上海-北京の新幹線にも一足先に導入されていて、私も体験してきました。中国ではビジネスクラスと表記されています。(記事はこちらから)中国にしてはまずまずといった印象だったのですが、乗車時間あたりの料金で計算すると、今の為替レートならグランクラスとそんなに変わらない感じですね。

早朝の列車だけに、私一人だけの利用客か?と思ったら鉄道フアンらしき人が乗ってきました。彼が写真を撮っている被写体から、すぐにそうだと気づきました。私も含めて、鉄ちゃんだったら一度は体験したいものなのです。(笑)

グランクラスは、航空機のビジネスクラスを意識したような椅子の配置で3列。レクサスのシート技術がふんだんに取り入れられているとか。いろいろ芸が細かくて、LEDをふんだんに使った照明が雰囲気を盛り上げてくれます。座り心地は確かにいい。
意表を突かれたのは、なんと朝食の弁当がでてきたこと。飛行機を意識しているのでしょうね。

和食と洋食で選べて、なかなかのボリューム。中国の新幹線ではお菓子セットが出て来ましたが、さすが日本!という感じの彩り豊かなお弁当でした。さすがに朝からアルコールというわけにはいきませんが、代わりに温かい日本茶をアテンダントにお願いしました。

中国の新幹線のビジネスクラスでもアテンダントが出てくるのですが、こちらはとって無愛想。でもさすがに日本を代表する新幹線は違っていました。
私の乗ったのは「はくたか」で停車駅の多いタイプ。沿線の駅を一つ一つ停車するので、いまどこにいるのか?よく分かります。

少しでも長く列車に乗るための工夫で3時間ぐらいかかったのですが「かがやき」に乗ると2時間半程度で着いてしまいます。

そうして、富山が近づいてくると、アテンダントから「富山到着」のご挨拶。座席まで来て下さるとは、これまたびっくりしました。

ところで、グランクラスでちょっと残念だったのが、中国の高速鉄道のように始発駅に専用ラウンジがなかったこと。すべての駅には必要ないですが、せめて東京駅のプラットホームとかコンコースぐらいは専用ラウンジがあっても良いように思います。夏は暑いですしね。
最近、在来線の特急は、グリーン車の車内販売すらない列車も増えていて簡素化の一方ですが、少しぐらい人の暖かみがあっても良いのではないかとも思います。これからもサービスが続くことを願います。
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