中国ではころころ制度が変わってしまうので2015年現在のこととして記録しておきます。以下は上海ナンバーの場合です。
2013年6月に1度目の車検にクルマを出したのですが、そのときは結構大変でした。なんせ、クルマを検査場に持っていって、行列をつくって実際に車検を受け、一連の作業を終えるまでに半日がかりでした。詳しくは
こちらをご覧ください。
そして2004年に
新制度がはじまって、今回はこの制度での車検となりました。大きな検査は6年に1回になり、間は2年に1回の年検シールを受け取るだけで良いというもの。だいたい何を準備してどうすればいいのかという情報も錯綜していて、経験者の話を聞くのが一番というわけなのですが、行ってみるとあっという間に完了しました。
まずは違反の処理。これは今までと一緒。罰金などをおさめておかないと、車検を受けることもできません。私は今回は無事故無違反だったのでこの作業はパス。
次は公安に出掛けます。免許証の更新などもできる大きな公安で、市内に何カ所かありますが、我が家は浦東新区に住んでいますので、楊高中路1500号(月〜土、9:00〜16:30、電話021-22046593 ×雲山路)に行きました。クルマで行ったらいいのですが、なんせ駐車場がないので、近くにある金橋のカルフールに駐車するのがベストでしょう。もしくはバスでも行きやすい場所なので、一連の手続きにはクルマがなくても構いません。

書類は、強制保険の写し(副本)と「行驶证(クルマの登録情報が書かれています)」でOK。手続きは無料でした。受付にいって「年検」を受けたいと言って申請書に必要事項を書き、あとは番号を呼ばれたら終わりです。待つこともなく5分で終了しました。このときも、クルマがなくても構いません。


車検そのものはそれで終わりですが、あとはクルマの排気ガスが環境基準である国Wを満たしているかどうかの証明シールをもらいに行きます。

公安にあったらいいのですが、これがまた別の場所で、崮山路930号(悦安検測所)まで行かないといけません。「緑色環保標志」と呼ばれるのですが、これがないとクルマの乗り入れを禁止している街もあったりするので要注意です。このシールをもらうのもタダ。

ということで、2箇所の移動だけで今回の車検は終了しました。事務作業が簡素化されて良かった。まあ、車検場でもクルマを合格させるためにお金のやりとりがあったとかで、今回の簡素化はその対策もあったそうです。
今回もらってきたシール2枚と、保険会社からもらったシール1枚、あわせて3枚をフロントガラスに貼ります。前年度のシールを剥がすのが厄介なので、やたらフロントガラスにシールを貼り付けているクルマをよく見かけますね。今年は保険会社が、静電気でガラスにくっつく台紙をプレゼントしてくれたので、それで固定しました。

というわけで、一連の事務手続きは完了。今回も安全運転で!
次は2017年7月に車検を受けますが、果たしてどんな制度に変わっているのか楽しみ。
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posted by 藤田 康介 at 00:00|
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