
11月22日〜28日まで日本出張でした。
あいにくの天気が続いている上海で、まったく青空を見ない毎日だったのですが、出発の日も同じく雨。ただ、一旦飛行機にのって上昇すると、雲の上はまぶしいばかりの青空。これだから飛行機での移動が楽しいのですよね。
今日の上海→成田便は20分の遅れ。やはり9時前後に出発する便は、上海浦東空港の出発ラッシュにぶつかるので遅延しやすい。8時前後の便のほうが時間通りに飛ぶ確率が高いように思います。

今回の出張から、私のガジェット新兵器となっているのがiPad Proです。香港版SIMフリーなので、日本のSIMカードをさしたらWi-Fiのルーターとしても使えるところが便利です。しかも電池の持ちがいい。
余談ですが、値段は日本版とあまり変わらないのですが、日本版はシャッター音が消せない。画面コピーをするときでもシャッター音が鳴るので話しになりません。一方で、大陸版ではWi-Fi干姜での電話として重宝しているFaceTime Audioが使えない。ということで、必然的に香港版の購入となるわけなのです。
成田到着後は、秋葉原のいつものホテルへ。免震構造というのが気に入ってここに宿泊しているのですが、今日も満室の人気。いつも出張の予定が決まるのが半年ぐらい前なので予約はさっさとしているのですが、確かに東京出張はホテルの確保がネックですね。
到着後は、ホテルで相談を何件かこなす。ネットでいろいろ状況は伺っていたのですが、いざ会ってみるとまた状況は違っていて、でも思ったより調子が回復しておられたりして安心しました。ほんのちょっとしたことで体調というのは変わってくるモノです。なにも漢方薬を飲んだから終わりというわけではないのです。

夜は、上海でいろいろお世話になった方と会食。家族ぐるみでお世話になっているのですが、日本に帰任されてからも東京でお会いできるのは私も非常に楽しいです。
秋葉原によく滞在するようになってから、神田界隈を散策するようになったのですが、これが以外と楽しい。ビル群に隠れて、昔ながらの木造建築を発見したりして飽きさせません。こういう新しさと古さの混在は、一切合切潰してしまう上海ではまずあり得ない。
そんな木造建築群のなかでふと見つけていたのが鮟鱇料理の専門店、「いせ源」さん(千代田区神田須田町1丁目11番1 03-3251-1229)。神田界隈のお店は週末休みのことが多いのですが、ここは営業していました。享保元年創業だそうで、180年以上の歴史があり、都内唯一の鮟鱇料理専門店だそうです。なかなか歴史のある建物で、中に一歩入ったらタイムスリップしたような感覚になります。でも、日本建築は落ち着きますね。旅館みたいな感じです。

しかし、この時期の鮟鱇は美味しい!濃厚なあん肝はもちろんのこと、独特の白身の食感はたまりません。

ここでのお薦めはなんといってもあんこう鍋。秘伝の割り下で作られていて、最後にいただく雑炊まで十分に堪能できます。


というわけで、上海では味わうことができない、日本ならではの味を楽しむことができました。日本へたまに戻ってくると、やはり海のものをいただきたいですね。
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