2015年11月10日

日本の近畿の秋は美しかった〜奈良県曽爾高原の紅葉とススキ

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 11月9日〜11日は日本出張も兼ねて奈良今井町に戻っていました。

 今回の日本訪問のもう一つの目的は秋の日本の風情を感じておくこと。ビルが林立して、全くと言ってもよいほど季節感のない上海で、しかも大気汚染の悪化で外で十分に動けない。しかも最近はずっと雨の天気。

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 奈良県でも三重県に隣接したエリアに位置する曽爾高原へ、折角なので母親と紅葉を見に行きました。なかなかベストなタイミングでいけることがないのですが、今年は良い感じでした。

 コースは、名張市の比奈知ダムから名張川の上流を走り、御杖(みつえ)村を経由して曽爾村へ。

 普段はあまり使わない名張川の上流エリアの道ですが、日本の里山の秋の景色が非常に美しく、ドライブするのには良いルートです。

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そこから国立曽爾少年自然の家から秋のススキで有名な曽爾高原お亀池を散策して、亀山峠あたりまでを歩きました。

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 天気は快晴とまではいきませんでしたが、亀山峠からはそこそこの山並みの眺望がみられ、ちょっとハイキングするのには良いコースですね。三重県と奈良県で小学校中学校時代を過ごしているので、国立曽爾少年自然の家には何度となく宿泊合宿に来ていますが、何度来てもこのあたりの景色は素晴らしいと思います。

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 折しも、三重県の中学生がハイキングに来ていて、元気よく山を駆け下りていました。

 そのあとは、曽爾村ではすっかり有名になった「お亀の湯」へ。肌がスベスベになる温泉ですが、今日は平日とはいえ、紅葉を楽しむ人たちでよく賑わっていました。

 食事は、「お亀の湯」のすぐ近くにあるファームガーデンへ。ここも曽爾村のシンボル的な山、「鎧」を一望できるとても良い場所にあります。

 人口1500人程度の小さな村、奈良県曽爾村。

 私も幾度となく訪れていますが、とてもコンパクトである一方、奈良中心部からのアクセスもいいので、ちょっと自然を満喫するのにはとても良い距離です。

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 もし上海で本格的な紅葉を見ようと思ったら。。。。

 これはかなり大変で、まずは山探しに数百キロをクルマで走らないといけません。でも奈良だったらほんの1〜2時間の移動で楽しめる。このコンパクトさは素晴らしいと思います。

 日本人の季節感は大切にしたいですね。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(2) | やった〜!日本なり