
2月20日は上海から関空に飛びました。
飛行機をよく利用するので、飛行機に搭乗する前は、天気図や上空の風の情報をチェックするのが日課になっていますが、この日のフライトが大変な風の中での飛行になるだろうなというのは想像に難くありませんでした。羽田空港や成田空港は、条件付きの出発となっていたりと、全国的に嵐の状況でした。
春先の日中間のフライトは毎年よく揺れるのですが、今日はいつもと違いました。離陸してから、中国の航空会社のフライとしては珍しくキャプテンから放送。「今日は、着陸時に中程度以上の揺れが予想されています。」の一言があったので、これは本当に揺れるのだと思いました。とはいえ、中国系の航空会社は、シートベルトサインが着陸後までは絶対に消えることはないので、いつでもしっかりとシートベルトをすることは習慣になっています。逆に、日系に乗ると、離陸してから着陸するまでの間にシートベルトのサインが消えたりするので、これはある意味凄いなと感心したりします。

着陸間際までは本当に微動だにしない快適なフライトだったのに、関空への着陸態勢に入った途端に揺れる揺れる。まあ、以前も台風の中をすり抜けて着陸したこともあったのですでに経験済みですが、ジェットコースターにように雲のなかを突進し、いよいよ関空に着陸するときは機体が少し斜めに角度を取っての着陸態勢で、向かい風がかなり強そうでした。とはいえ、定刻よりは早く到着したし、やれやれでした。
まあ、そこまでは予想どおりでしたが、私自身が想定していなかったのが、今日の強風で空港の連絡橋の鉄道が止まってしまうこと。ちょうど私が空港から出て来て、駅に到着したころに電車が止まったらしく、どうしたものかと途方に暮れていたら、ちゃんと代行バスが出るのですね。たくさんの駅員さんも出動していて、階段などでは荷物を運んで下さったり、本当にご苦労様でした。

さっそくりんくうタウン駅行きの臨時シャトルバスに乗り換えました。運良く、1台目のシャトルバスに乗ることができましたが、空港連絡橋の上では横風を受けて、バスも揺れる揺れる。本当に強い風だったようで、今回は、鉄道よりも飛行機の方が風に強かったようですね。というか、関空の連絡橋は、完全に風が防げるようなトンネル構造にしないといけないかも。
りんくうタウン駅に到着すると、今度は空港を目指す人たちの長い行列ができていました。これでは飛行機に乗り遅れる人もでるのではないかと思うぐらいの長い長い行列でした。
鉄道で関空に行くのは、確かに便利なのですが、人身事故と連絡橋の強風は大きなリスクになることを実感、改めて大和八木と関西空港を結ぶリムジンバスには感謝・感謝です。
いろいろありましたが、結局無事ほぼ予定どおりに新大阪の事務所に到着。
今回はやれやれの移動でした。
日本行きのスケジュールはこちらからどうぞ。
◆東和クリニック・中医科での担当スケジュール◆