2014年08月19日

4時間遅れの上海-関空移動

  最近の上海はあいにくの雨続き。
 そんな中、近畿エリアでの用事を片付けに、8月18日〜21日まで日本におります。古北院での診察は21日の午前はお休みしますが、午後は診察します。

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 いつものように朝6時に出発して浦東空港までクルマで。最近、羅山路高架道路が完成して、空港に行くのが便利になりました。空港の駐車場も1泊50元程度なのでちょっとした出張なら空港にクルマを泊めておいた方が楽ちんです。渋滞が多い上海ですが、いろいろな工夫も日々行われています。

 天気もまずまずで、MUも定刻で飛べるかと期待していたのですが、いきなりDelayの表示が。周辺の便が正常なのに、登場予定の便だけがいつまでたっても飛ばない。

 理由は機材整備のためだそうですが、故障かなにかがあったのでしょうか。

 朝食としてかビスケットが配られましたので、これは長丁場を覚悟しないといけないなと判断。散歩やら読書をしながら時間を潰すも、やはり動きがなく。

 そのうち、MU関空便の後からの便もどんどん出発していきます。

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(機内食より美味しいというウワサも。)

 今度は、お昼ご飯の弁当までも出て来ました。一瞬、今日中に関空に到着できるか?と不安を感じましたが、とりあえず今日は日本で墓参り以外の大きな用事がなかったのでイライラもせず、久しぶりのまとまった読書タイムを楽しみました。

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 さらに、4時間以上の遅れによる補償金も出て来ました。エコノミーは400元、ビジネスは600元とのこと。とはいえ、現金支給の放送などは一切なかったので、私もカウンターの様子を見つつ、取りに行きました。

 結局、補償金を支給し終わったぐらいに飛行機は出発。それでも、滑走路が混んでいる関係ですぐに離陸とはいかず、しばらく缶詰状態でした。

 搭乗後の機長のアナウンスが面白かった。「今回、当社は確かに運営上の問題がいろいろありました。次回は航空会社をよく選んで登場してください。」 きっとブラックジョークのつもりだったのでしょうけど、乗客からは苦笑も。さすがに、この一言は日本人の客室乗務員は訳していませんでした。(^_^)

 しかし、クルーの様子をみていると、関空便には日本人の乗務員が時々いるのですが、健闘ぶりが目立っていました。テキパキと中国人に指示を出していました。中国の会社とはいえ、現場ではそんなこと関係ないですからね。

 関空に着いたのはもう夕方。
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(ハルカスが見えてきたら天王寺!)

 予定していた午後の墓参りは断念し、「はるか」に乗ってさっさと実家への道を急ぎました。
 夜は近くのスーパー銭湯「虹の湯」でゆっくりとすると、気分はすっかり日本モードになってしまいますね。

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 しかし、この遅れのおかげで、江戸時代の日本漢方の名医後藤艮山の、日本の温泉医学への貢献を知ることができました。特に、その弟子である香川修徳が記した「一本道選薬」はぜひ読んでみたいと思い、アマゾンでポチしてしまいました。いや、なにがどう関係してくるかわかりませんね。

続き

東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 06:44| Comment(0) | やった〜!日本なり
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