2014年12月30日

水の美しさにびっくり!浙江省桐廬白雲源

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 いつも、浙江省桐廬の白雲源の麓まできているのに、観光地だからと言うことで(入山料60元が必要)、中に入らずに帰っていたのですが、今回は折角なので歩いてみることにしました。上海では中度〜重度の大気汚染のようですが、さすがにここまで来ると空気は清々しい。

 上海や杭州などと比較すると、麓の街となる桐廬のPM2.5値は半分以下になるのも、こうした山々のおかげだと私は思います。ちなみに桐廬は人口40万人程度のとてもコンパクトな街です。

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 ただ、このエリアは例年になく雨不足になっており、10月中旬以降、ずっとまとまった雨がないらしい。上海はその間も結構雨が降っていたから、やはりちょっと異常気象かも知れません。ダムの水が殆ど涸れてしまっていたのには驚きました。

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 さて、白雲源はオフシーズンなので、観光客はなんとゼロ。朝からいましたが貸しきり状態で、誰にもすれ違いませんでした。中国の観光地はいつもこんな感じで、人が多いときは大混雑し、ガラガラの時はゼロになってしまいます。

 とりあえず、登りは行けるところまで観光用のクルマで送っていってもらい(入場料込み)、帰りは歩いて帰ってくることにしました。もちろん、最後の目的地までクルマで行けるわけではなく、そのあとは歩くことになります。

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 写真にもあるように、かなりの防寒対策をしました。なんせ、山の中の朝は冷え込んで氷点下4℃ぐらいにはなります。滝壺の氷も写真のように数センチ有る分厚さ。石を投げてもガツンといって跳ね返ってきます。

 残念ながら、水不足でかなり力不足になってしまった龍門滝ですが、細いながらも流れはありました。滝壺の水はとても澄んでいて、ひんやりと吹いてくる風がとても気持ちいい。猛暑の夏はきっと別天地なんだなと想像します。

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 滝の上へは、ちょっとしたハイキングコースになっていて、絶壁に階段が取り付けられていました。折角だから、ぐるりと崖に沿って登っていくことにしました。かなりの高度感はありましたが、娘も難なく登り切りました。

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 一番上は崖から突き出した展望台になっていて、そこからの景色もなかなかです。

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 浙江省桐廬エリアには高い山はあまりなく、一番高くても観音尖の1600メートルほど。ただ、豊かな水があるのが特徴です。上海からのアクセスも、クルマがあれば結構楽(4時間ほど)なので、避暑エリアとしても上海人の間で人気があります。

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 下山したあと、宿で出して頂いた雪菜ロース麺は具だくさんで最高でした。体の芯から温もりました。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | 中国旅行記
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