
上海で四川料理が人気になってきてのも実はまだ最近のことなんですよね。20年前は、四川料理を食べようと思ったら、結構いろいろ探した記憶があります。大学のそばに、四川人のお母さんがひらいた小さな四川料理の食堂があり、よくお邪魔しました。
実は、我が家に来てくれている家政婦さんも四川の重慶近くの出身。じゃあ四川人はいつも真っ赤っかの辛いモノを食べて居るかといえば、決してそうではないことも知りました。
味が比較的平凡な上海料理を毎日食べていると、たまにパンチが効いた料理も食べたくなる。そんなとき、四川料理はもってこいなのです。
なによりも、近年は四川料理のお店が上海でも大増殖していて、この前もどこかのアンケートで、外食するのだったらまずは四川料理を選ぶという市民がトップであったように記憶しています。でも、きりりと引き締まった味は、いちど食べたら虜になります。
ということで、久しぶりに妻とデート。
南京東路近くにある渝信川菜に行ってきました。平凡〜、と言われそうですが、ここがけっこうすごい。
確かに週末という要素もあったからだと思うのですが、とにかくすごい混雑で、予約しても番号が呼ばれるまで結構待たされました。典型的な四川料理のレストランとしての人気は相当なものです。
いくつかお薦めの料理を注文。
ナッツとのコンビネーションが美味しい、真っ赤な口水鶏。

ここでは四川式涼麺もお薦め。

私は本当は酸菜魚が食べたかったのだけど、ここにはなく、代わりに水煮魚を注文。魚は黒魚(ライギョ)が使われていたのですが、辛さというより花椒のしびれ具合がなんともいいですね。


(花椒がクセになる。。。)
いや、たまに四川料理もいいものです。
中華料理は本当にバリエーションが豊かですね。
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