
すこしブログがあいてしまいました。
さしがに春節前で、さまざまな仕事の処理に忙殺されていました。
この調子でいくとあっという間に午年が過ぎ去ってしまいそうですね。
日本ではとっくに新年になっていますが、中国では春節が終わらないと新年とは呼びません。その証拠に、この時期に中国の田舎で「来年は〜」といういい方がすると、大抵は2015年の春節以降のことを指しますのでご注意を。決して新年2016年のことではありません。
上海の巷では民族の大移動がはじまり、故郷を目指す人たちがどっと増えます。中国人で出稼ぎに来ている人たちは、まさにこの春節のために仕事をしているといったも過言ではないぐらい、大切ななのです。だからなにがあっても故郷に戻るという人が多い。場合によっては、この時期しか故郷に戻れないという人も。国土が大きい中国だったら尚更ですよね。
だから、中国の事情をよく知らない人が、この時期に中国へややこしい仕事の話を持ち込むと、必ず嫌われます。「春節だから」という理由で、スルーされるのが関の山でしょう。
そうやってみてみると、いつも道ばたで見る職業「物ごい」たちも、最後のかき入れ時で忙しそう。
物ごいをする方も、「春節だから」ということで太っ腹になりますからね。(^_^)

さて、2月15日(日)でもって、今年の春節前の私の診察は修了し、私もすこしお休みをいただいて、未年の新年は2月27日(金)から稼働します。
しかし、今年は私のまわりの中国人の日本観光熱は尋常ではない。東京・大阪はもちろんのこと、九州や北海道も、さらには日本の片田舎まで中国人が進出していますね。単なる買い物だけでなく、日本を体験したいと言う人がとても多いことに気がつきます。
相変わらず、マスコミや政治の世界では、日本人は中国を敬遠しているような風潮が続いている感じですが、中国庶民からのラブコールは熱そうなイメージ。日系企業も、これまでの中国進出から一転して本格的な中国撤退に動く中、こんどは逆に中国企業の日本進出や日本投資が急増しそうな予感です。
ということで、ちょくちょく日本に戻っている私達は、この時期に日本に戻っても、航空券はめちゃくちゃ高いし、街中はどうせ中国人で溢れていそうだし、わざわざこの時期に行かなくともということでパス。
我が家というと、私も貯まっていた執筆の仕事も片づけたいし、冬〜春にかけて大気汚染が安定しない上海にいるより折角だからどこかいつも行けないところに行こうと考え、2月17日からちょっくら旅にでることにしました。
それでは!
4月までの日本と中国各地への出張スケジュールが出て来ました。↓をご覧ください。
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