
運動会と言えば秋口のイメージですが、最近では梅雨前にするところも多いみたいですね。うちの娘の小学校もこの時期でした。前日が大雨で、天気が微妙だったのですが、なんとか天気も持ち直したみたいで当日は青空もみられました。
生まれてはじめて体験する日本の運動会に練習が楽しいらしく、応援歌や校歌を歌ってはしゃいでいました。
中国では生徒数が多いこともあり、なかなか全校生徒で運動会をすることはありません。学年単位で行われ、種目も競技が中心。むしろ運動記録会のような感じです。父兄が見に行くことも殆どなく、練習もほとんどありませんし、平日に開催されるのが普通です。(そもそも、中国の学校では集団でなにかイベントをするのは苦手ですね。なかなかまとまらない。)
一方で、日本の運動会はダンスや組み体操など全員が一丸となって行う種目も多く、上海人の妻もこの点はかなり驚いていました。そして、中国と違って体が不自由な子供たちも参加でき、彼らを配慮した競技もよく考えられていると言っていました。応援も盛んです。最後まで一生懸命頑張ることが大切ですからね。
娘の小学校は、校長先生も元気いっぱいで、児童達と一緒に走り回っておられました。児童数が少ない学校だけに、全体のまとまりが良いのが印象的でした。

クライマックスはやはり組み体操ですが、昨今その安全に関して物議を醸しているようでも、ここではそこまで危ない動作はなく、比較的安心して楽しく見られたのは良かったです。感動もたくさんありました。そういう追体験も親ができますし、それが日本の良さなのかも知れません。地元の特色有る文化をうまく取り入れた、地域と一体化したような運動会が印象的でした。
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