2016年01月14日

滅多にない中国吉祥航空のビジネスクラス体験

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 月に1〜2回は日中間を往復していますが、これまではJALとMU(中国東方航空)が中心でした。しかし、関西空港から奈良の大和八木を結ぶリムジンバスにはなぜか13時発が抜けていて、12時発か14時発という選択肢。それ以降、朝、浦東空港を8時10分出発の吉祥航空便常連客になってしまいました。これだと、ムリしなくても関西空港12時発の大和八木行きの直通バスに乗ることが出来ます。そうすると奈良橿原の近鉄八木駅に到着するのは13時頃。なかなかスムーズな移動です。

 ちなみに吉祥航空とはまだ新しい中国の航空会社で、上海に本社があります。よく勘違いされますが、LCCではありません。ただ、サービスはかなり簡素化されていて、最近若者を中心に人気が高まっています。確かに、MU便よりも年齢層が低いことがわかりますね。

 さて、まあ滅多にないことですが、最近たて続けに吉祥航空のビジネスクラスにアップグレードして貰えました。これがなかなか良かったので紹介しておきます。

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 空港で行列をつくる安全検査も優先レーンでスイスイと進み、上海浦東空港ではラウンジを使えます。朝食は朝7時からアツアツの点心が並び、これがなかなか美味しい。私はここのラウンジの上海焼きそばがお気に入りです。100%上海の伝統的な焼きそばです。(ちなみに、関空ではJALでお馴染みのラクララウンジも使えます。)

 さて、吉祥航空は飛行機がすべてA320シリーズ。前の8席が一応ビジネスクラスになっていて、2+2構成です。エコノミークラスが3+3なので、それだけでもスペースが広い。そして、一応本革シートの設定です。

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 ビジネスクラスらしい一通りのサービスは行われていて、優先搭乗はもちろんのこと、着席後のウエルカムドリンクからはじまって、スリッパも出して貰えますし、機内食もいつもの「吉祥焼きそば」か「吉祥チャーハン」の選択とは違うモノが出て来ました。短いフライトですが、食事の時間も一応指定出来ました。

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 ビジネスクラスにはちゃんと陶器のカップにアツアツの鉄観音が出て来ました。これが結構美味しい。もちろん、客室乗務員がいつでも来てくれるので、なんか申し訳なく感じます。サービスはなかなかよかったです。

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 上海→関空は1時間40分程度のフライトなのであっという間。関空→上海は2時間を越えることがあるので、むしろ帰りの方が値打ちがあるかもしれませんね。

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 しかし、ビジネスクラスだとあらゆることがスムーズに進みます。チェックインももちろん優先だし、関空の安全検査も裏口から、ラウンジが使えて優先搭乗、上海についたら真っ先に飛行機を降りることができて、しかもお迎え専用のバスでさっさとターミナルへ到着できます。

 中国のサービスが悪いと文句を言う前に、エコノミーで過剰なサービスを要求するのではなく、ビジネスを使えと言うことなんでしょうね。なんか中国らしくて納得できます。ちなみに、ディスカウントのビジネスクラスだったら、日系航空会社のエコノミークラスと大して変わらない値段なので、急いでいるときなどはサービス内容から選ぶと中華系のビジネスクラスのほうがお徳だったりしますね。

 中国のサービス業は確実に進化していると思う今日この頃です。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | ここは上海なり
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