
連日37〜40℃の灼熱地獄の上海から、2時間ほど飛行機に乗って奈良橿原に避難してきました。離陸直前に飛行機で急病人がでて、なんやかんや1時間ほど定刻より遅れてしまいました。そうなると、12時発の大和八木行きのリムジンバスに間に合わず、14時まで待ってられないので、JRと近鉄での移動となります。奈良交通さん、13時発のバスを出してください!
ちょうど、上海からも親戚が来て橿原市に滞在しているので、橿原市内の銭湯巡り。天然温泉こそあまりないですが、昭和の趣がある銭湯が市内何カ所に残っていて、これがなかなかいいのです。
今回は晩成小学校の隣の路地をちょっとはいったとことにある七福湯に行ってきました。

まずは入り口が見つけづらい。もちろん、Google Mapにはあるので、その通りにあるけばいいのですが、地図がなかったらまず分かりません(笑)。ましてや夕方や夜になると真っ暗になるのでもっと分かりづらい。

車1台も走ることができない路地をあるくと、奥まったところにお風呂屋さんの入り口がありました。真っ白な壁の建物です。


入り口から入ると、正面には福助の絵が。下駄箱も、脱衣場のロッカーも年期が入っていて、それだけでも雰囲気満点。番台にはおばちゃんが座っていて、テレビを見ながら男湯と女湯に目を光らせています。
浴室は、今井町の蘇武湯と比べると、かなり小ぶりですが、特徴は十字型の浴槽。超音波風呂とか電気風呂とか、普通は別々に独立しているところが多いのですが、ここは十字型の浴槽で全てが繋がっています。とくに、十字の真ん中の部分は、結構深みのある浴槽でした。蘇武湯もそうですが、深い浴槽って意外と多いのですね。
お湯は夏でも暑く感じることなく、ちょうどいい温度でした。
この日も夜になると、結構地元のおじいちゃん、おばちゃんが入浴にこられていました。我が家は家族連れでいったので、娘も結構かわいがってもらっていました。小学校のすぐそばにある銭湯なののに、子供はあまり来ないのだそうです。
とはいえ、奈良橿原地元の銭湯は良いものです。色々な新しい発見もあります。
地元の経済を元気にするためにも、たまには外にでて、子供と一緒に色々な体験をしてみたいものです。
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