2005年08月31日

ガリガリガリで今日もお目覚め

実は、最近うちのマンションでは内装ラッシュで、2つ上の階でも内装が始まりました。私も自分で内装をやったので、よくわかっているのですが、内装工事で他の階に一番迷惑をかけるのが、はじめの電気線やパイプなどを壁に埋め込む作業。一般にこの作業に一週間前後要するのですが、コンクリの壁に溝を掘り込み、そこに配管を埋め込んでいきます。したがって、この期間中が一番うるさい。というわけで、あと数日の辛抱でしょう。


 とにかく、ここは中国です。いわなきゃいけないことはしっかりといってください。管理事務所も気がつかないようなことがたくさんあるので、いってあげることが、彼らにとってもうれしいのです。

 今日は朝から母校の教授に会いに出かけました。久しぶりに中医学に関する文章を一本発表しようかなと思って、その構想をもっての下準備です。こういうとき、中国留学で培った人脈はすばらしいとつくづく感じます。そういえばもうすぐ9月、これを読んでくださっている方で中国にやってきてこれから留学をしようとする方も少なくないでしょう。


 確かに外国人留学生が昨今中国にも急増してきて、以前より理解が深まったように思われますが、たとえば政治関係の科目や小平理論やマルクス理論、軍隊訓練など、まさに中国ならではのカリキュラムは外国人は普通は免除されています。宿舎も彼らとはまったく別ですし、言い換えれば、中国にいる外国人留学生のほとんどはお膳立てされた環境にいて生活しているといっても過言じゃないでしょう。それではせっかくの中国留学がもったいないですね。だから、勇気を出して彼らの世界に近づくことが、「ああ、これが日本人なんだ。」と中国の人々に理解してもらえることになります。田舎から来た学生は特に日本人と接するのは初めて、というようなケースが多々あり、興味深いものです。もちろん、日本人としていろいろなことに配慮する必要はあります。あくまでも「外国に留学させてもらっている」わけですので。
posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0) | ここは上海なり
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