2012年09月10日

外国免許切り替え技能試験(奈良県版)に合格するために

 なんとか2回目で外国免許技能確認試験に合格して、中国の運転免許から日本の免許証を発行してもらえました。今日から早速日本で運転しています。今後、奈良県でこの制度を利用して「外免切り替え技能試験」について、私なりの対策方法をご紹介しておきます。なお、この技能試験を受ける前に、簡単な適性検査に合格する必要があります。

 一般的に、日曜日に橿原の免許証センターにいって練習する(要予約)という手もありますが、私は中国にいることが多いので、時間的スケジュールが難しかったので、1回乗りで教習をしてくれる自動車教習所を捜しました。で、見つけたのが橿原自動車教習所で、1時限6000円で、2時限分を受けました。なんせ、いつもは左ハンドルで運転しているので、右ハンドルをならすのと、技能試験のポイントを指導してもらいました。

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 外国免許技能確認コースは、橿原新ノ口にある運転免許センターで事前に配付されるので、しっかりとコースを憶えておきます。また、インターネット上に、自動車学校に行かないで免許を取得する一発免許合格の情報があるので、これはかなり参考になりました。例えば、よく見たのが、一発自動車免許です。



 坂道発進や踏切、縦列駐車などの項目は試験にありません。そのため、かなり基本的な技能試験になります。合格点は100点満点中、70点以上になります。

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 試験日当日は、早めに会場に行きましょう。とくに、実際にコースで運転したことがなければ、早めにいくとコースを自由に歩くことができます。私は1回目の8月21日に受験したときは、7時頃にはコースに入って歩き回りました。また、しばらくすると、仮免の試験で受けに来るグループが教官と一緒に下見に来ますので、その人たちの話に聞き耳を立てると色々参考になりました。

 しかし、それなりに準備したつもりでも、8月21日の1回目は最悪でした。なんせ、コースの最後まで運転させてもらえず、退場。試験官とうまく会わなかったのかもしれません。一緒に受けた中国人女性も、4回目でしたが不合格でした。中国でガンガン運転しているので大丈夫かと思ってちょっと油断して受験したのが失敗でした。5回や10回も落ちている外国人もいるとか。そうは簡単に通してくれないみたいです。

 そこで、運転免許センターのコースを何枚かコピーして作戦です。基本的な事をチェックしました。基本的にこのコースでのポイントは以下のことかと思います。とくに、左折・右折をするときの進路変更で、ウインカー3秒+30mルールがあるので(これは中国ではないルール)、どこでどの動作をすればよいかコースにマーキングをいれました。また、日本では左折時に巻き込み防止などの理由で、かなり小回りにまわることになっているので、このあたりも中国ではないルールなので、我々からすると要注意です。



1.進路変更

2.左折・右折

3.キープレフト

4.見通しの悪い交差点

5.一時停止

6.安全確認



 あとは、コースをイメージしながら、どこでどのように動作をするかをしっかりとたたき込むことです。

 こうしていろいろなことをやって、9月10日の日本出張時に受けた技能試験で、なんとかクリア出来ました。一緒に受けた南米系の女性は、脱輪してしまって今回はだめでした。

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 去年の9月11日に運転免許証の翻訳をしてから、出張の合間を見つけて準備してきた外免切り替えは、こうした万事休すと相成りました。金銭的には安くできましたが、時間は1年かかってしまいましたね。(^▽^)



 ちなみに、中国でもう1年以上運転しているので、免許証の備考欄には「初心者標識免除」の印が押されています。

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【連絡】・日本温泉学会参加のため、9月6日(木)〜13日(木)まで休診します。 
・健康ブログ:「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めてはこちらから


 
posted by 藤田 康介 at 20:58| Comment(0) | 上海の運転免許・クルマ・教習所
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