2007年01月31日

上海崇明島の新米、なかなかいけます!

 私が上海市内で一番好きなところ。

 外灘でもなければ、豫園でもなければ、新天地でもありません。ずばり、崇明島です。このブログでも度々登場しているのですが、自転車ででかけるにはもってこいの場所にあります。ただ、この時期は寒いので、春の菜の花が咲いたころに自転車で行こうと思っています。

 崇明島は農業が有名で、広大な台地にキャベツ畑が地平線まで続くという、わが故郷奈良県では考えられない風景が広がっているのです。そして、農作物がうまく、農家の家にお邪魔しては新鮮な野菜をご馳走してもらったりしてもらいました。日系企業も、農業関係で進出しているようで、ホテルでビジネスマンらしき日本人をよく見かけます。

 さて、この崇明島の新米、いま上海でも手に入るようになりました。崇明島長江農場で作られたもので、「瀛豊五頭」というブランドで売られています。500グラムで真空パックに詰められていて、使うときも便利にできています。この新米を上海のローカルスーパーで手に入れました。2.5Kgで30元(約450円)ほど。ただ、中国東北エリアのお米と比較すると格段に高いです。

 水はもちろん浄化されたものを使って炊くのですが、非常においしく炊けて、かなり感動しました。ローカル産のお米も、進化し続けているのがわかります。

 中国のお米がおいしくないのは、品種の問題もあるだろうし、水の問題も大きいでしょう。だけど、上海で新米がなかなか手に入らないというのも原因の一つだと私は思っています。技術的にまだお米をおいしく保存する施設が十分ではなく、せっかくのお米が台無しになってしまっているのです。
 さらに、レストランなどで出されるお米はもっとよくない。ローカルのレストランで、どうしてそこまでまずいお米が出せるのだろうと唖然としてしまうことがよくあります。

 いずれにしろ、ここしばらく、崇明島の新米を食卓で楽しめそうです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類