2007年11月30日

上海の物価上昇をひしひし感じる

 最近、上海の食べ物の値上がりがすごいです。

 いつも食べているスープに使う雌鳥、1羽で500グラム12元ほどだったのが、今では1羽で500グラム16元にもなっています。たった1年ぐらいの間で、30%は値上がりしています。(鶏1羽は普通1.5キロぐらいなので、今は1羽50元ぐらいします。)

 豚肉に関しても、1.5倍から2倍ちかくに上昇したし、昔は高値感があった海の魚を食べた方が安く感じられるようになりました。
 魚介類の売り上げが伸びていると市場のおじさんが言っていましたが、納得できます。

 南京東路にある第一食品商店へは、中華料理に使う乾物や調味料を買うのですが、こちらも1年ぐらい前と比較しても30%〜50%の値上がりしています。

 通勤途中にあるガソリンスタンドでは、軽油不足でトラックが列をなしていましたし、このご時世、ものがいつでも豊かにあるというのは幻想になりつつあるように思います。
 大げさに聞こえるかもしれませんが、中国のように国土が広い場合、燃料の不足はそのまま物流に大きな打撃を与えています。すでに、浙江省ではトラックが燃料不足で出せず、農作物が輸送できず、農民が打撃を受けたというニュースが出ていました。

スタンドに列をなすトラック
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類