確かに、上海の理髪店の内装はどんどん綺麗になっているのですが、目に見えないところの衛生状態というと、やはり問題があるようです。
昔、上海の理髪で一番イヤだったのが絶対消毒していないと思われるカミソリで、生え際をごりごりやられること。どう考えても危なすぎる。。。。私はいつもやってもらうのを断りました。
上海市の『公共場所衛生管理条例』では、タオルから櫛、ハサミにいたる用具は、1人の客が終わったらしっかりと洗い、専門のタオルで拭いて、紫外線消毒を7〜8分間しなければならないことになっています。さらに、ハサミなどの道具は裏返しても7〜8分間消毒する規定。そして、初めて次のお客さんに使うのが規定のようですが、そもそも理髪店にいって、散髪用具をしっかりと消毒しているのを見たことがない。。。
もちろん、上海でもしっかりと規定を守ってやっている店もあるのだと思うのですが、まだそれほど普及しているとは思えません。
タオル類も、例えば、うちの近所で、スタッフの宿舎となっている一室に洗濯機をおいて、「ガー」と洗い、宿舎のベランダで干して、そのまま店に持ち込んでいるのを何度も目撃しました。
いろいろな人に対して使うものだし、肌にも触れるわけだから、もう少しどうにかならないかなあ、と思うのですが、散髪代にお金をかけるしか仕方がないのかもしれませんね。
こういう見えないところにも気を遣ってくれるようになれば、もっと安心感が増すのですが、まだしばらくだめそうです。
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