我が家では、毎日何らかの果物を食べるように心がけています。それもなるべく朝食時に食べるようにしているのですが、そのため毎日どういう果物を買ってきたらいいのか妻も四苦八苦しています。
その背景に、上海人の果物に対する強烈な不信感がある点を忘れないわけにはいきません。
例えば今年はちょっとシーズンは過ぎましたがイチゴの場合。
今年も日系のASAHIのイチゴには大変お世話になりました。ここのイチゴと一般に自由市場などで発売されているイチゴの違いは、ずばり酸っぱいことだと思うのです。自由市場で売られているイチゴは甘すぎ。どうも自然な甘さではないのでは?と思うぐらい甘いのです。
もちろん、ある程度の検疫は自由市場でもやっているでしょうが、そんな結果はあまり信用できないし、問題があっても報道されることはあまりないでしょう。
となると、多少高いお金を払っても、出所のしっかりとした果物を買いたいということになります。自己防衛するしかないのです。
一方で、ミカン類、とくいオレンジ類などもそうですが、こちらも過去の報道で製造・出荷工程でいろいろな小細工がされていたり、スイカに関してはブログの過去記事に書きましたが、有名な小細工が沢山報道されています。
その背景にあるのは、私たち日本人も含めて、本当の果物の味を殆ど知らないという点に大きく関係あると思います。もし、一昔前の人だったら、これはおかしい!ということに気付くのでしょうが、添加物の味に育ったら世代だったら、区別できないでしょう。私も然りです。てっきり、甘い物が一番美味しいと感じてしまいます。きれいな果物がいいのだと。確かに商品としてはそうでしょうね。
第一、上海の現地で収穫されたなかった果物が、こうやって輸送されてきて口のなかに入るのですから、それがどういう状態であるというのは、普通に考えればだれでも想像がつきますよね。
自由市場の物が一番新鮮であるかといえば、これもかなり怪しく、昨今金融危機で食の安全に対する報道が日本でもかなり減っていて、餃子騒動もどこかに吹っ飛んでしいましたが、でも毎日の事だけに毎日注目していきたいと私は考えています。
でも中国人の果物不信、けっこう根強いです。
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