2009年04月15日

屋根ができてきた

 万博を目前に控えて、上海市では高架道路や電車の高架付近のマンションの模様替えを行っています。

 一番よく見かけるのがマンションやアパートの外壁の塗り直し。さらに、高架道路の橋脚なども塗り直しています。

 そして、今まで平らだった6階建てアパートの屋根に三角屋根が取り付けられ、高いところから見るとカラフルな屋根が増えてきています。

 平らな屋根をつける意味は非常にあります。昔、私も6階建てのいわゆる勤労者アパートにも住んでいましたが、アパートを借りるときは一番上の6階だけは避けろとよく言われました。
 原因は、一番高い位置なので犯罪があってもなかなか気づかれない、さらに屋根が平らなので夏場は非常に暑い、雨漏りの心配があるなどが理由です。実際、雨漏りに遭遇した人もいました。

 でも、この屋根に三角屋根を取り付けるとこういった問題は改善されることでしょうし、外観もなかなかおしゃれになります。

 突貫工事のようですが、少しでも街を綺麗にしようとする上海市政府の努力を感じ取ることができますね。

 がんばれ!と言いたいところです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類