2009年10月02日

上海の乳ガン発生率急増

 上海で9月27日に開催された中国全国乳ガン会議で、上海市の乳ガン発生率が、中国の都市部の中でも最も高い状態となっており、大きな問題になっていることを警告しています。 上海市の調査では、上海人女性の悪性腫瘍のうち、最も発生が高いのが乳ガンになりました。

 上海市では、職業を持っている女性が多く晩婚が進んでいるほか、きらびやかな都市生活が与えるストレスや緊張が女性の体に影響を与えていることが裏付けされています。以前あまり見なかった上海人女性の喫煙や、女性のアルコールの問題も増えてきているように思います。

 そのほか、最近では、都市部の環境汚染の問題も影響しているのではないでしょうか。このあたりは今後の研究が待たれます。

 このうち、上海市疾病予防コントロールセンターの数字では、上海市民の15万人の女性を対象に行った調査で、乳ガンの発生率が50/10万人を越え、毎年4000人が新たに乳ガンと診断されています。

 特に、35歳以上、初潮が早かった人、子供を産んでいない人、閉経が遅かった人、35歳以上で第一子を妊娠した人、女性ホルモンの使いすぎ、家族で乳ガンの人がいた人、などが発生する危険性が高いといわれています。

 妊娠に関しては、妊娠経験のない人はある人に比べて、乳ガンのリスクが2.5倍高まり、35歳以上で第一子を妊娠した人は、20歳代で妊娠をした人より、乳ガンリスクが2倍高まるというデータは、よく知られています。

 上海で働く女性の皆さん、とくに余計なストレスや気ぜわしい生活だけはくれぐれも気をつけてください。中医学でいう「中庸」の生活、大事ですよ。

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都市発展に伴い、疾患も変わりつつある上海です。
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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類