2009年06月03日

八角・板藍根の値上がり

 今日の日経で、漢方薬原料の生薬値上がり 肥満改善用、中国産品薄にというニュースが上げられて、私も「げ!」と思ってしまい、思わずブログに記録を残しておきます。

 値上がりの理由が、如何にも日本らしく、メタボや肥満解消に人々の関心が高まってきたからだそうで、しかも値上げが著しい生薬に、ボウフウ(防風)・カンゾウ(甘草)・ショウキョウ(生姜)がリストに入っていてびっくり。これらは中医学では、むしろ風邪薬に使う生薬ですからね。。。。

 ひょっとして、以前日本で報道された防風通聖散がダイエットにいい、という研究があり、それが原因ではないかとも思ったのですが、原材料の生薬が値上げするほどだから、生薬にも少しずつ感心が集まってきている証拠だとも思います。ただ、ここでもやっぱり中国からの輸入に頼っているという話もなんか寂しい。
 生薬ぐらい、自分の国で栽培・製造したいところですよね。食べ物とはまた違うのですから。いつもそう思います。

 一方で、こちら中国では新型インフルエンザの関係で、板藍根と八角が値上がりに転じています。
 特に板藍根はSARS、鳥インフルエンザ、手足口病、新型インフルエンザと伝染病が流行すると、値上がるのがこの生薬の特性です。

 一方で、タミフルの原料として使われる八角も、新型インフルエンザの流行とともに、値段が上がってきています。ただ、八角に関しては在庫は多く、タミフルの各国での備蓄量も増えてきているので、むしろ投機的な買い占めに警戒しているようです。ただ、新型インフルエンザの感染が完全に落ち着くまで、この傾向は続きそうです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類