2011年08月04日

奉賢区の南端へひとっ走り

 上海にいると、休日に行きたくなるのが、「人が居なくて、静かで、空気の良いところ」。

 クルマの渋滞もいやだし、ましてや通勤バスのような路線バスに詰め込まれるのもイヤ。そして、人やクルマの雑踏も避けたいということで、今週の中医クリニックの休診日に家族を連れて要ったのが、奉賢区の南の端にある「上海海湾国家森林公園」でした。

 クルマだと、高速道路が非常に便利です。

 洋山港へいくS2からトラック街道でもあるG1501をつなぎ、そこから瓦洪公路を南下すると到着します。市中心部から1時間強といった感じでした。公園の入場料金は50元。最近、この値段の公園が増えていますね。

 50元といえば、上海の物価から考えると決して安くなく、いや、高いぐらいです。10元でお弁当が買える街ですからね。

 百鳥湖を中心に、緑豊かな公園が広がっています。

 

 

 案の定、入場者は限りなくゼロに近くガラガラ。

 でも、クルマの温度計によると、気温は市中心部の35℃と比較すると、31℃程度。4℃ぐらい低かったのには驚きでした。海からの風が心地よく、騒音という騒音が一切ないので、耳がおかしくなりそうなほど静かでした。

 そう!この静けさが欲しかったのでした。

 せっかくクルマできたのに、ピクニックシートを持参するのを忘れたことが発覚。いい芝生があるのに、昼寝するチャンスをみすみす逃してしまいました。

 ところで、この公園。飲料水すら売っていないほどなにもありません。

 一応、いろいろな施設があるようなのですが、ヒトがいないためか、殆ど閉まっています。

 パンフレットをみると、乗馬を楽しんだり、ゴーカートに乗ったりすることが出来るらしい。バーベキューも出来るそうです。

 

なぜかケ小平の銅像 タバコふかせていました


 我々一家は、結局4輪自転車を借りて公園を散策。本当に広いので、この暑い夏は徒歩での散策はNGです。自転車なら、まだまだここよい風を感じることができました。

 飲料水の購入ですらこまるほどなので、お昼はもっと困ります。(笑)

 公園内に午餐肉でおなじみの「梅林」がレストランを開いていて、とりあえずラーメンにはありつけました。このレストランは、百鳥湖の湖畔にあるのですが、この日中の上海でも冷房が必要ではなく、海風が気持ちよかった。

 なるほど、遠くをみると風力発電の風車がありましたが、これだけ風があれば、実用的でしょう。

 木陰におれば、本当に心地よい風が吹いており、ピクニックシートを忘れたことが本当に悔やまれる。。。。。

 

 帰りは、路肩で三輪バイクを走らせていた農家の人にお願いして、西瓜とメロンを分けてもらいました。

 農業中心の奉賢区の地元でのとれたて。

 これがまた美味しく、おそらく、今年食べた西瓜のなかで、一、二を争うレベルの高いスイカでした。

【データ】
上海海湾国家森林公園
住所:上海市奉賢区随塘河路1677号
電話:021-57169696

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類