上海浦東新区の臨港新城にある、中国海事博物館です。上海市中心エリアからだと、高速道がつながっているので、所要時間は1時間ほどでした。
この博物館は、国立博物館クラスのもので、中国海事局の管轄に入っています。船の帆をデザインした建物も印象的でした。入場料は大人50元で、無料駐車場は完備されています。50元というと高く感じるかもしれませんが、船が好きなら、十分に1日楽しめる充実度でした。
目玉はなんといっても、博物館の中央部分に復元された明代の木造船。これは圧巻でした。全長31メートル、高さ26.4メートルあり、福建省から浙江省沿岸で製造されたものを、浙江省舟山地区の舟職人たちが再現しました。
かなり立派な木で組まれていて、この船だったらかなり遠洋までも行けそうな感じがしますね。
この博物館には、中国の船に関するあらゆる情報が詰まっていますが、体験する施設もあり、いろいろ工夫がみられました。
木造船は、この船以外にもいろいろ展示されていました。
歴史のコーナーでは、遣唐使船のエピソードも。奈良県人としてものすごく気になるのですが、展示された当時の地図に平成京というのが書かれており、「?」と思いましたが、よく見ると平城京との間違いだったようで。。。。こういう間違いは、すこし恥ずかしいですよね。
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