家に去年蘭州に行ったときに本場の蘭州拉麺のスープに入れるスパイスの元を蘭州の知り合いからもらってきたので、じゃあ一体何が使われているのだろうと分析してみました。
面白いことに、殆どが中医学の生薬としても使われる物ばかりで、まさに医食同源の典型とでも言えます。
ざっと分かるだけ書いてみると、八角・干しエビ・桂皮・乾姜・丁香・花椒・ゴマ・草果・肉豆蔻・蘇子などが入っていました。そのほかにも上海エリアではあまり使われない生薬もあり、これはちょっと鑑定に時間がかかりそう。
我が家ではこれに骨付き牛肉をいれて圧力鍋で煮詰めると、それらしき味になりました。化学調味料などは一切必要ありません。それだけで十分に味が出ます。ただ、生薬はほんの少しでOKです。入れすぎると味が負けてしまいます。かなり味が強いですから。
ちなみに上海なら薬局で普通に手に入ります。
お試しあれ!
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