2009年01月16日

(リバイバル)和室の入り口を製作中

2004年12月22日

 この週末もいろいろと買い物に走っていました。和室の部品を提供してもらう業者も決定しましたし、台所のデザインを決めるためにいろいろ見てまわりました。そのほか幅木につかう木材を選んだり、ドアを作ってれる店を見に行ったりもしました。木のドアは1枚230元でした。

 タイルもそろそろ選ばないといけないので、こちらもタイル屋めぐりです。楊高南路にある恒大石材市場で、タイルを調達することにしました。ここのタイル市場もとにかく巨大です。大理石などの天然石も山のように積まれています。風呂場ではちょっと天然石を使ってみようかと考えいます。値段も1平米で10元前後とお手ごろです。

 

和室部分は湿気も防ぐためと掘りごたつのため床をかさ上げしてました


  大工さんの仕事を毎日見ているうちに、いろいろと発見がありました。彼らの労働時間は実に長いです。現場に住んで仕事をしているわけですから当然かもしれませんが、日曜日も土曜日もなく、朝起床してから夜晩ご飯を食べるまで、ただひたすら働き続けています。これには本当に感心しました。

 夜は晩酌に黄酒を楽しむのが唯一の楽しみだと大工は行っていましたが、現場から出て行くときは、その日のおかずを買いに市場に行くときだけです。私も学生時代に日本の工事現場でバイトをしていたころがありましたが、10時と3時には休憩があるし、お昼も1時間ほど昼寝の時間がありました。

 それとくらべると、中国の大工はよく働くと思います。ただ、それぞれの文化や生活のバックグラウンドが違うため、いろいろと施主と問題が起こるのが現実で、施主のほうもその点を注意してじっくりと取り組めば、問題はきっと解決できると思います。設計図も大切ですが、それ以上にコミュニケーションは大事だと思いました。

和室入り口などに使うドアは、現場施工にしました


【いま振り返ってみると】
 
 上海の恒大石材市場は、一度でも覗いてみることをおすすめします。本当にいろいろな石があります。もちろん、我々一般の市民がいっても石材を売ってくれますし、加工もしてくれます。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類