2005年12月31日

日本食の食べ放題

 今日は久しぶりに大学時代の仲間たちが集まって食事会。もちろん、現役の人たちも来てくれました。というわけで、徐家匯のある日本料理屋に集合。





 いつも思うのですが、上海の日本食の食べ放題、これどうにかならないのだろうか?


 私は個人ではまず食べ放題の日本食は食べないのですが、もしたくさんの人が集まる場合なら、確かに便利です。


 しかし中国人の間でも一般的な日本料理店場合、日本食=食べ放題という図式が出来上がってしまっています。値段的には100元から150元ぐらいのものなのですが、どうしてどこに行っても食べ放題となっているのか、これは非常に疑問です。また単品で注文すると値段がやたら高い。


 しかも、最近の食べ放題の店はどこもおかずが出てくるスピードが非常に遅い。確かに、注文するほうも何を注文したか分からなくなって、気にしないこともありますが、食べ放題といっておきながら待たされるのはかなり苦痛です。時間切れにするのもきっと店側の作戦でしょうが。



 なにより、もう少し真面目に料理を作ってほしいと感じる店がおおすぎです。最近、中国人で日本食を食べに行く人が増えてきていますし、上海に住む欧米人でも上海で日本食を食べるチャンスは多いです。やはり、いくら材料がそろわなくても、真面目には作ってほしいものです。





 きっと、上海で食べ放題でなく、良心的な値段で単品で食べさせてくれる日本料理屋が増えたときに、注文するほうも真剣にメニューを見るだろうし、また作るほうももっと真剣に日本料理に取り組んでくれるのでしょう。メニューも一般の日本料理屋だとどこも大して変らない。





 日本食を知らない人に、日本食はこの程度なのだと見られるのは、日本人の一人として非常に残念な限りです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類