2007年03月13日

上海に戻ってきてよかったこと

 上海にもどると、真っ先に感じたのが、本当に花粉症の症状がまったくなくなったこと。

 くしゃみに鼻水、目がかゆいといったイヤな症状がまったくなくなりました。うれしい限りです。というのも、この症状があるだけで、私の原稿を書くスピードは落ちるし、なによりもイライラして仕事が先に進まない。

 逆に、日本経済に花粉症が与える影響は深刻で、国ももっと抜本的な対策をしなければなりません。中医学で、「治病必求於本」ということばがありますが、治療を行う場合は、患者に抗ヒスタミン剤を投与するのではなく、原因の本質である杉など花粉の発生源をどうにかすることが先決でしょう。

 上海に戻ってきてよかったこと。それは、歩くことが増える点。
 上海生活というのは、非常によく歩くので、健康増進に一役かっています。今回、日本で万歩計を買ってきましたが、日本での測定結果は1日5000歩〜6000歩が限度。ところが、上海に戻ってきたとたんに、1万歩は軽く超えます。今日も1万5千歩歩きました。これといって意識しているわけでもないのですが、地下鉄とバスの生活に戻った途端に、歩くことが増えました。日本では、自家用車があるので、それに頼ってしまいますからね。


久しぶりの上海地下鉄


 実は、以前に私の彼女の両親に万歩計をプレゼントし、今でも使ってると思うのですが、使い始めの頃、メタポリックシンドローム(中国語で代谢综合症といいます)の予防のためにも1日1万歩は歩かないと、という話をしていました。ところが、実際に万歩計を設定して1日つけてもらうと、いとも簡単1万歩を超えてしまいました。感度の問題もあるかもしれないけど、確かに上海の日常生活はよく歩きます。地元の人だったらもっとでしょう。

 上海の男女あわせた平均余命はすでに80歳を超えています。健康法の秘訣に歩くといことも関係しているのでしょう。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類