2008年09月30日

セーリングを楽しむ

 バンクーバーで弁護士をしているDavidとは、20年ぶりぐらいの再開でしょうか。お会いできて、私も嬉しかったです。
 昔と雰囲気は変わっておられませんでした。

 午前の会議をさっさと終えて、午後は娘さん2人と一緒に、The Royal Vancouver Yacht Clubへ行きました。いい天気なので、セーリングを使用と言うことになりました。

 ビーチは人でいっぱい。この時期、例年だったらいい風も吹かず、気温も低いのでヨットはできないはずなのですが、この日は運良く快晴で絶好のヨット日和。

 いい風がEnglish Bayに吹いています。

 折しも、大学生らしきチームが、カヌーの競争をしていました。賑やかなこと。

 沖には大型貨物船が浮かんでいて、そのそばまでヨットで行くことに。
 波を乗り越えながら、前へ前へ進むのですが、これがすごく気持ちいい。

ビーチから見たバンクーバー


 全く、風だけの力で、よくもこれだけ進むものだと感心。

 ただ、波が容赦なく来るので、下半身はずぶ濡れになりました。でも、太陽がぽかぽかしているので、意外と寒くないのですよね。

 夜は、彼の家でディナーをごちそうになり、バンクーバーの白人の生活を垣間見させていただきました。

 そう、サーモンもいただきました。今回の出張は、バンクーバーだというのに、なぜか毎日中華だったので、嬉しかったです。

 彼の家にはゲストルームもあるので、「ぜひ泊まっていって」と誘われたのですが、今回は私の中医学の師匠(教授)のお世話をしないといけないので、次回ということにしました。

 小高い傾斜地にある家は、暖炉もあり、暖かみがたくさん。まさに、欧米の家という感じです。

 2人の娘さんは、非常にかわいい。フランス語の学校に通っているそうです。

 カナダ人にとっては、将来のためにもフランス語は非常に大切だと言っていました。

 これだけ華人が多いのですが、中国語をしている西洋人にはまず会いませんでした。やはり、英語かフランス語なのでしょうね。

 アメリカ経済の影響をもろに受けているカナダ経済。最近、カナダ人でもアメリカ往復よりも、中国往復する人が増えてきているとDavidも言っていました。本当の経済への影響は、これからだと深刻なトーンです。

 ただ、中国ビジネスが難しいことは、カナダでも有名。これだけ華人がいると、なにか突破口が開けそうなのですが、以外と白人と中国人はつながっていないのだなあ、という実感もありました。

 バンクーバーにしろ、カナダではこうした移民たちをたくさん受け入れないと、とても自国だけの国民ではやっていけないのが現実だそうです。だから、民族間では比較的寛容だと彼は言っていましたが、それはそうでしょうね。

 日本も、そのうちバンクーバーのように、アジア民族でいっぱいということになるのかもしれません。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類