2009年02月12日

検査だ!急げ〜

 家に戻ると、どうやらマンションの「文明楼」検査があるらしい、という通知。

 いわゆる「Model Unit」の指定を受けるため、町内会にあたる区委員会の人たちが、検査にくるということです。

 盗難防止のために、実は私も廊下にマウンテンバイクの愛車を置いていたのですが、とりあえず明日だけは家の中に入れて欲しいということ。さっそく、「了解!」と帰宅後片付けました。

 でも、「明日だけ」という言い方は面白い。

 こうした検査は、抜き打ちでしなければ意味がないと思うのですが、ちゃんと通知が来るんで、合格するように準備する。中国的ですね。

 以前、上海の公立病院に勤務していたときも、「検査だ!」と通知がでると、医局のなかが急に騒がしくなり、対策のための準備をするのです。
 そんなんだったら「検査のいみないジャン!」と思ってしまうのですが、中国の検査というのは、往々にしてそんなものなのです。

 だからといって、甘えてしまうと、あとで大きなとばっちりを食らうのも中国ならでは。でも、そうした検査を通じて、いろいろな事項を学習するわけで、一種の勉強するためのチャンスであるともいえますね。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類