といっても、まだ上海では本格的に発売されているわけではなく、いわゆる海外から持ち込まれたSIMフリータイプの4GタイプiPadを店で多く見かけます。
The New iPadから、中国語では「牛排(ステーキのこと)」とよばれたりしているようですが、今のところiPad 2のときほど盛り上がっている様子もなく、店に行けば待つことなくごく普通に手に入れることができます。
持ち込まれた国により様々な値段がついていて、4Gタイプで一番安いのはアメリカ版で、シンガポール版やオーストラリア版は多少高めなようですが、このあたりは値段交渉でどうにかなります。32GタイプのSIMフリー4Gで、5000元〜5500元ぐらいが相場です。 値段は、日によって変動するのも興味深い。
私も、毎日生活に欠かせないほど、筋金入りのiPadユーザーですが、こう使い込んでくると、その役割分担がはっきりしてきて、iPadは、電子分の新聞や本、雑誌を読むのに欠かせません。しかし、iPad 2では、どうも文字が潰れてしまい、拡大しないと本文が見られないという弱点がありました。また、反応がもっさりしていたのは否めません。そういった問題が解決できればと期待してたときに登場したのが今回のiPadでした。
ただ、新しもの好きの中国の人からすると、デザインの変わっていない今回のiPad案の定不評らしいのですが、ずっと使い続けているものからすると、カバーなどの周辺機器がそのまま使えるので便利。私の特製iPadカバーに至っては、本革で作ってもらったので、初代iPadからずっとそのまま。作り直さなくてもいいから、いいと思います。
さて、購入するためにいつもの、上海駅近くの店へ。
ここでは、iPhone3GSからずっと購入している行きつけの店があり、安心感もあるのでいつも同じ場所で購入しています。
日本で買ったときは、さしずめ開封の儀式は家でとなるのですが、中国ではそれはすこしキケン。やはり、一度店員に封を切らして、ちゃんと動作するかチェックする必要があります。ついでに、面倒な液晶保護シールの貼り付けもお願いするといいと思います。
案の定の液晶の表現力に満足して、家に帰ったのですが、この日は仕事も忙しく、次の日の朝までiPadをさわることがありませんでした。
そこで、翌朝再び触ってみるとホーム画面に横線が入っているではないですか!昨日はなかったのに、今日になって出ているとうことは、明らかに初期不良。液晶のちょうど真ん中ぐらいに、虹色のような幅4センチ程度の帯が入っていて、これでは使えない。海外製だから店は同対処するのだろう?と思いながらその足で、早速昨日の店に出かけ、クレームをいうと、あっさりと交換してくれました。
画面を回転させても同じように画面に筋が入っているので、おそらくグラフィック系のハードの問題なのかもしれませんが、今回のディスプレはかなりキメが細かく、品質管理も難しいと耳にしていただけに、いきなりの不良品にAppleも苦労しているのだろうと思いました。
いずれにしろ、iPadを購入するときは、じっくりと液晶の画面をチェックする必要がありそうです。色むらが出やすいと言った報告も聞いています。
さて、画面の表示効果ですが、これは使ってみないと実感がわかないです。いや、本当に凄いです。
特に、写真などを表現させるとかなりリアルに出てきます。キメが本当に細かいのです。その結果、目に非常にやさしくなり、電子版の新聞などを読むのが明らかにラクになりました。クルマを運転するときも、iPadはカーナビの代わりに使えますが、細かい地図を見るときにも重宝します。
ところで、iPadのとなりに、iPhone 4Sもたっぷりと積まれていたので、この際だからついでに手に入れました。音声入力のテキスト化に便利な日本語のSiriを使いたかったのと、iPhone 4の入力時のもっさり感が際立ってきたので、この際更新しました。
中国では、何事も世界よりワンテンポ遅れて発売されますが、別ルートではしっかりと商品が供給されているというのはいつも凄いと思います。
iPhone 4Sは、カメラ機能が強化されているので、ますますコンデジの活用範囲が減ってきます。今後は、一眼レフとiPhoneで十分なのかもしれません。
さて、この2台を活用してなにができるのか?非常にワクワクします。
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