
こうしたスーパー銭湯の先駆けとなった施設に、奈良県上牧町の虹の湯があります。私の実家のすぐ近くにあるのですが、これまた不思議なご縁で、スーパー銭湯天然温泉虹の湯の大原会長とお知り合いになりました。カリスマ会長として有名で、いま3箇所目のスーパー銭湯を大阪狭山市に建設中とのこと。
テレビのドキュメンタリーでも紹介されたのですが、大原会長はあの有名なインベーターゲームやブロック崩しなどのゲーム機を開発し、その後宅配ピザの会社をおこされ、2000年12月に虹の湯がOPENしました。私もOPEN当初にいって、スーパー銭湯が中国にあったらと期待したものです。あれから10年以上が過ぎ、上海でもこういう体験ができるようになりましたが、まさにその先駆けでした。

そんな大原会長の秘密のプライベートお風呂に入れていただきました。もちろん天然温泉。
虹の湯の泉質は高濃度ナトリウム塩化物温泉、地下温度が52.9℃という温泉。神経痛や筋肉痛などの痛みの他にも、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患にも一定の効果があるといわれています。

会長の理想とするお風呂を実現した空間は、まさに「癒やし」です。林のなかにある小さな浴室には、野鳥の声が気持ちいい。葛城山方向に沈む夕日を見ながら温泉に入ることができます。このお風呂をそっくりそのままコピーしてほしいという方もおられるのだそうです。納得しました。

浴槽の端には、すこし浅くなったところがあり、ここで腰まで浸かりながら、読書なんかもいいかもしれません。
入浴文化は日本の誇るべき文化の一つです。
私も温泉研究を通じて、医療と伝統医学との接点を研究していますが、こうしたスーパー銭湯の担う役割も大きいと思います。
【データ】
虹の湯
奈良県上牧町上牧3237
電話:0745-71-1126
ご無沙汰しています。
金山区の虹の湯の情報を書いて、宣伝してくださいね。四月にはオープンできるところまで来ました。
虹の湯大阪狭山店は五月で三年目を迎えます。オープン以来盛況で、関西のスーパー銭湯、お客様利用の好感度・お気に入りランキングで関西第一位との評価を戴いています。今年五月の集計では三年連続一位との呼び声を得ています。
大原
行かせていただきます。楽しみです。